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ブルース・マクレーンは自らが現代アート彫刻だ。
ブルース・マクレーン(Bruce McLean,1944- Scotland)
スコットランドの彫刻家、パフォーマンス・アーティスト(身体の彫刻)、画家。
そのブルース・マクレーン作品群は、それ以前の保守的なアートの定義や美術界のヒエラルキー(階級)をユーモアで批判している。そして、英国の価値観や常識などをユーモアを持って皮肉った作品だ。
それらは、身体を使った彫刻としてのパフォーマンス"Nice Style"で、また、数多くのペインティング、彫刻で表現した。
略歴-Bruce McLean
1944年、グラスゴー (Glasgow)生まれ。
1961-1963年まで、グラスゴー・スクール・オブ・アート(Glasgow School of Art)で学び、1963-1966年の間は、セント・マーチンズ・スクール・オブ・アート(Saint Martin's School of Art/London)で学んだ。そのSaint Martin's School of Artでは、アンソニー・カロ(Anthony Caro,1924-2013/UKの彫刻家)、フィリップ・キング(Phillip King,1934- /UK 彫刻家)に学んでいる。その影響は大きいだろう。
(註)余談になるが、Saint Martin's School of Artの同時期に、ハミッシュ・フルトン(Hamish Fulton,1946- )、ギルバート&ジョージ(Gilbert Prousch,1943-伊/ George Passmore,1942- UK)、バリー・フラナガン(Barry Flanagan、1941-2009/UK彫刻家)、リチャード・ロング(Richard Long、1945- /UK彫刻家 )、、が在籍している、それは現代アートの巨匠たちだ。
そのブルース・マクレーンは、スレイド・スクール・オブ・ファインアート(Slade School of Fine Art)ロンドンの大学院絵画部門の責任者を務めた。
また、その作品は、多くのミュージアムでの展示はされている。それは、ロンドンのテートギャラリー (Tate Gallery) 、ウィーンの近代美術館(mumok - Museum of Modern Art)、オックスフォード現代美術館(Modern Art Oxford)など・・賞は、ジョン・ムーア絵画賞(1985)他、実に多数だ。
まだまだ、これから、ご活躍を願いたいアーティストだ。
まずは、作品をご覧になっていただきたい、それが語っているからだ。
(c)Bruce McLean
Bruce McLean – Studio Visit | TateShots
Bruce McLean: 'Oriental Garden, Kyoto'
High-up on a Baroque Palazzo Extract 1974
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