(今日の一枚)女性作家レナタ・ルーカスのfarsa -2019
レナタ・ルーカス(Renata Lucas,1971- /ブラジル)コンセプチュアル・アーティスト
farsa, 2019 (farce/茶番)- Renata Lucas
Art | Basel 2019
インスタレーション
farsa(farce/2019):大きな吊りカーテンで構成されており、その中にサイズが小さくなる2つのカーテンが埋め込まれている。3つのカーテンは、単一の結合された表面として表示されるか、またはそれらに対して移動する視聴者によってアクティブ化された場合、回転してそれらの間の通路を開くことができる。カーテンによって、手足は身体のない浮遊要素として表示される。崩壊した身体の幻想は、強力な底流が、実にとらえどころのないままで、価値と権利を再形成している、それは、ブラジルの現在の政治的背景を暗示していると言われるだが・・
現代アートの1つの方向性だ。
(註)現代アートの方向性として、政治や社会問題を取り扱う事は、スタンダードだ、と言うことだろう。
Renata Lucas ad Art Basel Unlimited 2019
略歴 - Renata Lucas
カンピーナス大学(University of Campinas/BFA-MFA)、そして、サンパウロの大学(University of São Paulo /PhD-博士号 )を所得している。
その作品は、
・アートワーク
2006年テート・モダン(London)
2008年、サンパウロ・ビエンナーレ
2009年には、シドニーのビエンナーレとヴェネツィア・ビエンナーレで展示されている。この2009年には、現代美術KW研究所(KW Institute for Contemporary Art/ドイツ展示、収蔵されている。
そして、現在、グローバルに、多くのミュージアや、アートイベントで展示、そして評価されている。
(註)Renata Lucasについては、いずれ全体像をコラム化いたします。