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ターナー賞(UK)とは

ターナー賞(Turner Prize):イギリス人、または、イギリス在住の美術家に対して贈られる賞。ただし、50歳以下が対象だ。ターナーの名称は、19世紀イギリスの画家J.M.W.ターナー(ロマン主義)にちなむ。
テート(国立美術館)の賞で、毎年に、平面・立体の作家、4名がノミネートされる。
そして、チャンネル4(BBC)で中継される。

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Fig.Turner Prize-2019

ターナー賞の周辺:ノミネート作品から、政治的な討論まで起きる多様な解釈があり、いわゆる現代美術(1990年代以降-)の方向性が、一般的なイギリス国民の話題なるなど、ターナー賞は、誰でもが美術の動きを毎年、観察できる。また、その一方で派手な美術のゴシップ化、作品内容(*従来の封じられた価値観の表象)、政治問題化、作家の芸能人扱い、などの批判もある。
誰が、なんの根拠の元に選んだ「審査員のメンバー」が、どういった経緯と根拠に基づいて「審査するのか」・・・そして、ターナー賞に対抗した賞も出てきた。
しかし、2000年以降のターナー賞は、イギリス国民と現代美術を身近にしたことは確かだろう。

(註)*従来の封じられた価値観の表象の例としては:ダミアン・ハースト(サメのホルマリン漬け)、トレーシー・エミン(My Bed)

この後も、ターナー賞を得たアーティストやYBAs(Young British Artists)たちを続けたいと存じております。お時間の許す折、ご覧頂ければ幸いです。


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