バウハウス-ヨハネス・イッテンの予備過程 、それは学際(がくさい)
バウハウス教育の根幹をなしたのは、芸術教育家イッテンが築いた予備過程であったといわれる。
1919年5月より開始されたバウハウスの講義だった。その流れから、6月に開催された作品展に危惧感を抱いたイッテンが、「基礎的造形教育」の必要性を説き、その年の秋講座よりスタートした。
そして、ヨハネス・イッテンの予備過程は、専門教育の前段階として、基礎教育をおこなうため設立された。
デザイン(設計)教育を、ものづくりの原点から、人間の本来的な価値観の視点また、そこからの提案(創造性)をベースとして、他教科や多様な分野と複合的に関連づけをして、 トータルなデザイナー(設計者)人間形成をおこなった。
ヨハネス・イッテンは、画家・インスタレーション・彫刻等多数の表象/教育家/研究者としてのヨハネス・イッテン色彩論・造形論は著名であるが、バウハウス運動に、教育学的な流れを取り入れた事は、後に考えると大きな功績だった。
- EDUCATION OF BAUHAUS - ヨハネス・イッテンの予備過程
予備過程の3つの課題
(1)「学生の創造力と芸術的才能を解放すること」
(2)「学生の職業選択を容易にすること」
(3)「将来の職業のために学生に形態や色彩に関する造形の基本原則を伝えること」
これらの精神と身体の融合、創造的能力の!解放、そして、人間としての調和=複合性に よる、バランスを学んだ。
具体例として、
(1)自由な線のリズム
(2)コントラスト
(3)色彩の多様性
(4)円・正方形・三角形等の基本図形の研究
(5)テクスチャーの認識
(6)観察能力/思考能力を養う自然研究
(7)運動と形態(人物描写)
(8)多々なる素材での立体描写
Fig.バウハウス教育の構成図
Fig.Johannes Itten, Portrait. 1920
Fig.予備過程の様子
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