
Blu, 2008:オマール・ガリアーニ
Blu, 2008:オマール・ガリアーニ
Blu, 2008 Omar Galliani

Blu(ブルー), 2008 Omar Galliani
Mixed media on board
23 3/5 × 23 3/5 in | 60 × 60 cm
オマール・ガリアーニ(Omar Galliani)

オマール・ガリアーニ(Omar Galliani,1954- /イタリアのアーティスト)
ボローニャ美術アカデミー在学中から、すでにそのデッサン力と巨匠たちの絵画に対する徹底した関心で頭角を現していた。
1980年代、オマール・ガリアーニはイタリア国内外の現代アートシーンの主役の一人として登場する。フラヴィオ・カロリ(Flavio Caroli,1945- /批評家、美術史家/教育者-ミラノ工科大学他)のが理論化した“Magico Primario”(Primary Magic/主要なマジック)運動に参加し、その後マウリツィオ・カルヴェージ(Maurizio Calvesi,1927-2020年/批評家、美術史家/ローマ大学近代美術史教授)が立ち上げた「アナクロニズム」運動にも参加した。どちらも、デッサンや絵画の中にイタリアの並外れた資源を見出し続けることで、イタリア文化の重要な特徴、つまり自らの文化的ルーツへの忠実さを強調することを目指していた。

オマール・ガリアーニとグラファイト 1990-

1990年代から、オマール・ガリアーニはグラファイト(graphite、石墨、黒鉛)を使い、魅力と優雅さを醸し出すボードや紙にアート作品を生み出している。
オマール・ガリアーニのアートワーク
Lo stratificato mondo di grafite e viaggi di Omar Galliani
Lo stratificato mondo di grafite e viaggi di Omar Gall
(オマール・ガリアーニのグラファイトと旅行の層状の世界)
StudioChiesa Workout 25:51min (註)設定から日本語字幕にできます。
現代美術の歴史の誰もが認める主人公であるオマール ガリアーニは、実り豊かなインスピレーションとトラベル ノートの世界に私たちを迎えてくれます。エリザベッタ・ポゼッティとの対話を通じて、好奇心旺盛で落ち着きのない性格が力強く現れ、実験と研究に専念しながら、常に一貫して記号の表現力に基づいたスタイルを追求しています。東洋と、経験し実践された魅力は、ここ数十年の作品を補完するものです。-StudioChiesa Workout
最後に

オマール・ガリアーニは、光沢のある雑誌から切り取ったイメージを、自身の技術力によって、そこに見出した精神的なレベルにまで高めようと努める。さらに、彼は東洋、特に中国に大きな関心を抱いている。
「私にとって、ローマは、他のどの都市よりも、常に危険な境界線上にいた異教や宗教の儀式の連続の中で、時間をかけて貪欲にそして再生してきた大都市です」-Omar Galliani
そこには、写真家Antonio Palmerini の幻想的な世界を感じるが、その地でしか感じ得ない世界もあるのだろう。文化とは、そう言うものなのかも知れない・・・
#オマール・ガリアーニ #Omar_Galliani #東洋の夢と文化 #中国文化 #超現実的な雰囲気 #人物描写に正確さと鮮明さ #画とその可能性と不可能性 #コンテンツ会議 #現代アート #肖像画 #アート #絵画 #イタリア #アートな読み物
いいなと思ったら応援しよう!
