見出し画像

アート・バーゼル(Art Basel)とは

アート・バーゼル(Art Basel)現代アートの展示会を垣間見る。
バーゼル(スイス北西部の都市)で、1970年から毎年開催される世界最大規模の現代アートフェアーだ。

画像1


アート・バーゼルは、毎年開催される、例年は6月の4日間開催されている。(2020年は、延期され、9/17-9/20を予定されたが、2020年度は危ういウィルスの影響で中止となった)
メインのギャラリー会場では各国から選ばれた300以上の枠に、多くのトップギャラリーが参加して、絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオアートなどのジャンルから20世紀と21世紀の話題のアーティストの作品を紹介。出品作家数4千人、来場者は、2019年度は、10万人程度といわれる。
従来は、アート・バーゼル香港、アート・バーゼルマイアミでも、相当数の来場者であり、それぞれが単体でも超大型イベントだ。ヨーロッパ、アメリカ、アジアにまたがる世界規模のアートフェアーに成長している。リード・パートナーは1994年より、スイスの大手銀行UBS(UBS Group AG)が勤めている。
ヴィネツィア・ビエンナーレ(イタリア)、ドクメンタ(カッセル、ドイツ)に並ぶ、現代アートの展示会だ。
ただ、著名なわりには、閉鎖的かも知れない、それは、本質的には専門家とコレクターたちのアートフェアだ。
また、アートフェアは、料金払えば、だれでも入場できるが、アートフェアでの重量なイベント(VIP)は、招待されたアートコレクター(ビックなコレクター)でないと参加できないのだ。現代アートには、そのバックグラウンドが必要だとあらためて感じる側面だろう。

ギャラリー会場での展示に加え、巨大なサイズのアートが展示されるアート・アンリミテッド (Art Unlimited)、有名作家や新人による屋外でのインスタレーション、アート・パルクール(Art Parcours/Art Course)、アート界を導く人物によるパネル討論会(panel discussion)、アート・バーゼル・コンベルサシオン (Art Basel Conversation/談話) など、一連のイベントも開催される。

(追記)この現代アートを語るには、必要不可欠な展示会が、ヴェネツィア・ビエンナーレ(Venice Biennale)、そして、ドクメンタ(documenta/カッセル、ドイツ)、アート・バーゼル(Art Basel)と言われております。このコラムは、この後のコンテスト応募作品をお読みになる際にも、多少のご参考になるかと存じまして致しました。いずれにしても、秋の美術・芸術コンテストの応募を優先させて頂きます。

次回は以降は(日程は調整いたします)
・【目印を見つけるノート】179. ラファエロとマルガリータのラブストーリィ おがたさわ さま 
・絵画とファッション「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」 白いドレスの破壊力について。 タケチヒロミ(Roulottes)さま
・・・

そして、順次、コラムと基本的には、交互に記事に致す予定です。ご応募の入稿が遅れている場合も、11/14まで、ございますのでご負担なくなさってください。ていねいに拝読して、ご紹介とコメント(評)も入れさせていただきますので、その間、小生のコラムと交互にする等のランダムに調整して参ります。ご自分の視点で、気軽にお書きになった、コンテストの応募をお待ちしております。

(註) #2020年秋の美術・芸術 は全角ですので、よろしくお願い致します。


いいなと思ったら応援しよう!

artoday - chiaki
応援いただきましたら、現代アートの活動に使わせていただきます。

この記事が参加している募集