山下菊二- 反骨の画家と自由な表現
山下菊二(1919-1986)
徳島県三好市(現)井川町に生まれる。香川県立工芸学校-5年制(高松)1937卒。
その後、福岡の借家店の宣伝部(ディスプレイデザイン・広告)に勤務する。1938年に東京美術学校師範科(東京芸大美術学部の前身)をめざし上京する。そのために、福沢一郎の絵画研究所に入る。
ここで、もっとも、特筆すべきは、哲学・文学等の芸術の周辺の学問も重要性を感じたことだ。
それは、作者自身の重心が大切だ、と感じたのだろう。(デュシャン以降の芸術のあり方と同様の視点