アートとお金その1
この写真なんだと思います?
正解は、この石
お金なんです!ギャートルズの世界ですね!この話は後ほど。
お金ってなんなんでしょうね?
お金は、もともとものとモノを交換してた時代から、
貝殻としてものを直接ではなく間接的に交換できる仕組みになり、
現代になってからは「金と交換できる」という、「価値のあるものと交換できる」担保があったから
お金というものに価値があったのに、
今は金の量とお金の量は関係がなくなっている。(お金の分の金はない)
さらには、コロナで不景気な中で、株価や仮想通貨は増え、世の中にはお金も、モノも、総量はあるのに、
裕福な人がため込んで、もっと裕福になり、貧乏な人にはいきわたらず、貧富の格差が拡大してる
世界のお金の半分は、上位1%が持っている構図になっています。
https://www.cnn.co.jp/business/35059203.html
■石貨のヤップ島
そしてそんなことを考えていると出くわしだ情報が、ヤップ島!
ご覧の通り、でかい石のお金を今も使ってる、先住民族。人口は1万人。
このお金はデカすぎるので持ち運べません。笑
だから、店で
A「このお野菜をちょうだい。〇番地にある〇個目のあの大きな岩は俺のだから、あの岩の半分分と交換ね。」
B「そうだな、あの岩はじゃあ今日から半分はおれのだ」
という会話になり、物を買う。
そして、
「良いお金の使われ方」(誰かを救ったり、誰かのためになるようなお金の使い方)をされた通貨は、
通貨自体の価値が上がる。
今の、イギリスなどが主体となってやっているESG投資やソーシャル意識
(ソーシャルやエコロジーな活動は金融的優遇がある、投資が受けやすい、など。Z世代から購入されやすい、なども)
に似た発想ですね!笑
A「じゃああの〇番地の通貨1個分と交換な」
B「おいおい!あの〇番地の通貨は、飢えた子供と救ったときに支払った通貨だぞ?半分分しか出せない」
B「確かに、じゃあ半分分で交換だ」
となり、通貨の価値が上がるんです笑
これって物々交換なの?と言われると、実はそう簡単な話ではないんじゃないか、と思っています。
■仮想通貨
これって実は、仮想通貨と同じことなんですよね!
仮想通貨も、スマホの中での数字の上下。
こちらの数字が減って、相手の数字が増えれば、それは金額を渡して「買った」ことになる。
それと概念は変わらない。
じゃあ、石の通貨も、そこに「象徴」としてあることによって、物々交換がスムーズになっている。
仮想通貨も、物々交換とはまた違うんです。
■通貨の意味
そして、その通貨が物々交換と何が違うか?というと
「貯められる」「腐らない」ことだと思っています。
ただ、これが、「貯められるから、貧富の格差が広がる」と思っています。
だから、お金は、個人意見としては、
・使用期限がある
・使途がある
などの制約があった方が、もっと経済は回ると思うのですが、
この腐るお金という概念は「ポイント」としては実装されていますが、
実際のお金ではまだ実装されていません。
テクノロジーが発展し、AIが様々なマッチングをして、物流もかなりすごくなってきている現在であれば、
お金が腐ったとしても、しっかりほしい人に、ほしいものが届くはずだと思い、
裕福層がそれをため込めず、貧富の格差は今よりましになると思うんです。
ただ、既得権があり、今裕福な人はそれを手放したくないので、
それがなかなか変わらない。
小さな村とか小さなコミュニティから、そういった「腐る通貨」が進むといいなーと思っていて、
そのために
・オンラインサロン
・ゲーム仮想通貨コミュニティ
・どこかの地方や地域
が実装したら、面白いと思っています。
■宮古島の事例:理想通貨
そこで宮古島の事例で面白いものが!理想通貨という、お金には変換できないけど、
徳のあることをした(ゴミ拾いとか)をした人が、市からもらえて、それに共感したお見せとかで使えるお金!
お店も、その理想通貨はお金に換金はできないけど、「愛が回る仕組みに加わる」というこれまでの資本主義の概念を超えて参加します。
https://eco-island.jp/ideal/page2.html
理想通貨 | エコアイランド宮古島公式サイト
他にも、徳島の神谷町の牧が通貨として機能していたり、
アートの通貨制も、実験してみようと思います。