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絵の販売履歴を公開してみる

皆さんおはようございます!絶賛アートの物々交換中でして、そのついでに、過去の自分の絵の販売履歴についても振り返ってみました。

絵を売ってみたいと考えている方や、「アートの価値って?」という問いを持っている方の参考になればと思います!

■絵の物々交換についての記事(メモ)はこちら

■織田のアート作品はこちら

https://www.instagram.com/artist_oda/

■過去に描いた「絵を売る」に関する記事はこちら!

■絵はなんで売れるのか?

まず、過去売れた絵のデータについてはこちら!
2020年以前は複製画など入れると100件以上取引がありますが、正確なデータで記録していないため、

一旦、今のスタイル(基本受注は受けず、描いたものを気に入った人が買ってくれる)になってる2020年以降のものだけにしました!

これらがなぜ売れたかを振り返ってみると

●買ってくれた人:
織田の知り合いか過去購入者からの紹介

●買ってくれた絵のサイズ:
A4サイズからF6、A2ぐらいまでのサイズ
たまにA1のも

●絵の飾り方:
リビングや、職場、コワーキングや教室などに飾ってもらう

●買うタイミング:
自分や大切な人の誕生日、織田と出会って絵を見たタイミング、
よく美術館に行く中でたまたま織田と出会い絵に興味を持った、お店のリノベーションやリニューアル、引越し

■絵は冠婚葬祭、プレゼント、節目に買うことを検討する?

このデータの外ではありますが、
一時期犬さんの絵の依頼を受けていた際は、その犬さんが亡くなった後や犬の誕生日、その飼い主さんの誕生日などが多かったです。

また、犬さんの絵以外でも、
お店の開店やリニューアルの胡蝶蘭の代わりに絵を買ってくださる方がいたり

あとは自分の誕生日や、パートナーさん、親御さんや娘さんや息子さんの誕生日などに買ってくださる方が多かったです。

■絵の価値とは?

●毎年の贈り物の際に

物に溢れ始めたこの時代では、ものよりも体験やストーリーが重視され、

例えば毎年の誕生日や父の日母の日など、ものを贈るにしても、アイデアが尽きる(特に毎年贈るものは)という意見もあります。

そんな中、絵というのは利便性はない+ストーリーの塊。

思想やストーリーを売ってるので、これからの時代はより重宝されると感じています!

●ストーリー性の強いインテリア

絵の機能面を見ると、インテリアに属する機能性。
ただ、インテリアの機能に加えて、アートはより会話のきっかけを作ったり、より強いストーリーや原体験の会話を誘発したりします。

●自分にとって都合の良い未来を自分に擦り込ませる

場所もあまり取らず、空間をアクセラレートできるものだと思っていますし、

1番の価値は、

日常の中に非日常を入れられること。

例えば海のそばに住みたい人が海の絵を飾れば、無意識的に毎日それを目にして頭に入れ、
多分、絵を飾ってないのに比べて飾ってる方がその海のそばの生活をより意識できると思ってます。セルフ洗脳用の代物ですね!知らんけど!

CMとかに無意識のデータ量を占領されるより、アート飾った方がいいなーと思ってます。

■誰かにとっては価値、誰かにとってはただの紙。オーダーメイドのマッチング物

ある絵は誰かにとってはすごく刺さり、
同じ絵が誰かにとっては刺さらないということもよくあることで、
例えば僕は正直モナリザとかあまり好きじゃありません。

なので、もし絵を描いている、描いてみたいという方は、あなたの絵にドンピシャでハマる人も世界にはたくさんいると思い、

となると、発信した方がお得で、

やはり絵を売りたい、届けたい場合は、まずは絵と絵に対する想い、世界に対する想いや考えをとにかく発信するといいと思います!

それが誰かに共鳴し、思想の共鳴の結果、
物理的には絵という"思想から生まれたブツ'が取引される、というものなんじゃないかなーと思います。

■値決めの際の考え方、哲学

ちなみに、今は織田は公務員の立場なので、絵の対価としてはお金をいただいていませんが、

昨年までは3万円以上という値段にしていまして、この値段は、織田なりの考えを持ってつけていました。

ちなみに絵の値決めは、なんらかの理由や哲学を付与することをお勧めします。

なんでその値段なのか?を理由づけできると、広めやすいし、伝えやすいし、

それにそぐわない場合は売らないのがいいと思っています。

ちなみに織田の3万円以上にしている理由は

・絵は1円から数百億円まで値段がつけられる

・絵は原価計算だけで値決めをしがちだけど、実際輸送や梱包は結構するし、何よりアーティストの付加価値はしっかりつけた方がいいから

・買う側の目線に立つと、3万円を出したものは、倉庫に眠らせたり、すぐに捨てたりはしないだろうと思い、倉庫に眠らない最低金額として3万円以上にしている(基本今はA4程度の小さいサイズが多いため、手間的にも◎)

>その分描く側としても絵そのものと梱包など含めた体験に価値を付与している

・とはいえ、絵はたくさんの人に広まってほしいから、あまり高くしたくない。それで暮らしてないからそれでいい。
>織田との個人としての関係で買ってもらう場合はべらぼうに高くせず3万円〜にしている
(数回、ギリシャなどのオークションなどに出し、その際は10万円以上に設定)

・受注をしていないのと、絵だけで食うをしていないので、この金額で十分

といった感じに、絵の値段について、参考になれば!

■作品の強度

ただ正直、過去に30万円という値段で買っていたこともあるけどそれも大好きな知り合いの方から。

知らない人が織田の作品を一定金額以上で買うというのは、まだほぼありません。

そのためには、"作品の強度"が必要だと思っています。

作家とか関係なく、その作品だけで、相手の頭をドーンと打つような衝撃を与えられるような、

そんな作品を作っていきたいなーと思ってます!

ということで、今日は色々絵を売るについての考えを共有させていただきました!

皆さんのもよかったらきかせてね!

そして!よかったらフォローやいいねもしてね〜!

それではみなさん良い1日を〜!

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アーティスト織田尭
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!

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