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Japan XR Fest vol.2 in Anchor Kobe

カレー屋さんで、自由にとっていいピクルスやお漬物が多いとテンションが上がる織田です。

2/27はJapan XR Fest実行委員会主催、神戸市が会場協力の、Japan XR Fest vol.2がアンカー神戸で行われました!


当日の様子は、Twitter上でのツイートを、こちらに参加者の方がまとめてくれていました!

●XR Fest Togetterまとめ

ページ中段の"続きを読む"を押すと、当日のツイートがまとまって出てきます!

https://togetter.com/li/1851629

 

■メタバースという新大陸は、誰のもの?

当日は10時から、XRに関する3つのセッションがありました!

 

MonoAIの大西さんからは

・メタバースは次の新大陸である

・梅田での次のメタバースイベントの構想

・メタバースを使用してるのは今は男性が多い中、メタバース上では女性になることが多い

 



などの、ワクワクな面白いネタがあり、

 

XR CITY LABさんからは、その"新大陸"の使い方の"哲学"の重要性を問う問いかけとして

 

・空間を読み取ってXRにした場合、そのXR空間は誰のものか?

→セッション内では、これは"みんなのもの=コモンズ"である、

→どこかの企業か独占的にそのXR空間上の土地を所有するのではなく、web3.0の考え方が大事

→公共が管理するというよりも、そういうプラットフォームとして、市民が参画できる仕組みが大事

 



オーストラリアもアメリカも、なぜ西欧諸国が支配したのか?

そんな権利がなぜあったのか?

 

力を持った者(西欧)に哲学が足りていなかった構図だと織田は思っています。

 

中国でも日本でも昔からこの、力と哲学の関係性はよく言われていますが、

 

メタバースは今がまさにその教訓をいかすタイミングだと思う中、

この2つの講演はとても貴重だと感じました。

 

■神戸市での可能性

まずこうした方々や当日ブース出展されたような方々が神戸におられることが可能性であるというのと、


織田個人的にはこれを、例えば

・防災

・都市開発
 

にもっと入れていく、そのためのフィールド(実証の枠組み)を用意することは、

 

市としてとても意味があることなんじゃないかと思います。


例えば都市開発では、

・建物や街のモデルをXR上に作れば、その模型などの後処理に困らなくて済む

・そこのモデルを、みんなでゴーグルつけて入って、等身大で入って、作る前に体験できる

・そこに市民の意見も入れて、都市開発に反映させることで、市民参画+合意形成が取りやすくなる


あとは、防災では

・市が点群データを開放することで、プレイヤーの技術的にはそう難しいことではない

→建物などの権利や開放におけるルールが大事

→そういう意味では私有地や管理が少ないフィールドが一番やりやすい

→静岡のような災害時のような急務の際は、動きが早く、そこで得た教訓は他都市に横展開できると理想

→一番早いのは神戸市もプラトー(国が提供する点群データプラットフォーム)に参画すること

 

などが対話の中で出てきました!

■コミュニティとは?


あとは福岡や札幌などとオンラインで他都市を繋いだオンラインでのセッションも!

その中では、都市の規模感によって、「自都市でできることとできないことがある」

がゆえに、「都市同士で連携してインフラやコミュニティを作る」

話が出ました。


コミュニティって無理やり作るものではなく、ある人の想いをベースにできると思っていて、

あくまでも「そこにいる人からできるもの」だと思っています。

 

だから、Aという都市にそういう人材がいないのなら、発掘してそういう人がいない限り、

長続きしてかつ熱の高いコミュニティは難しいと思っています。

 

その土地の色はそこにいるプレイヤーが作ると思うがゆえに、このセッションもすごく腹落ちしました。

 

そしてそして13:00からはアプリコンテストの成果発表!



 
このXR Festに向けて、XRのアプリコンテストとがあり、その成果発表があったのですが、

未来の神戸をXRでワープするもの

神戸の特産品を池から釣るゲーム

などいろんなアプリができていて驚きました!(エンジニアさんってすごい)

 

参考:アプリコンテストで出た作品のnote!

https://note.com/kuriyama_kazuki/n/ne3d5e775bab3

 

あとあと、ブース出展では、今UIKで取り組んでいる防災センター×ARの実証体験の告知ブースや、

恐竜、キャンプ、アートなど様々なXR体験も!

 



10時から16時までフルでいる方や、お子さん連れの方も当日はおりました。

今回出展いただけなかった方でも、XR関連の兵庫神戸の会社さんもあり、

この分野で交流や機会、さらには実証機会も増えれば、神戸もメタバース盛り上がるかも!?

そんなことを感じさせられる一日でした!

 

それでは皆さん今日も、非日常な水曜日を!^^

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アーティスト織田尭
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!