ようやっと見えてきた。

魂の海

ようやっと、納得できるところまで辿り着きました。
一番長くかかってしまいました。
間に子育てやら、仕事の復帰やらあって、なかなか世界観に集中できずにいました。

地獄の三連休も終わり、本日やっと一息ついて、数時間だけ筆を入れられました。
途中、東京は停電の恐れもあり、ヒヤヒヤでしたが。
子供が寝しずって、24時過ぎるまで描いて、ほっと一息。

全く先の見えなかったこの一枚。途中で諦めようかなとも思いましたが、ここまで苦戦するのも意味があるのかなと思い、ひっくり返したり、消したり、塗ったりの繰り返し。
途中で良いマチエールができても、それによって先に進まなければ、思い切って壊すこと。

そして、やっとここまで。

こんな雰囲気の時もあり。
海の底の珊瑚礁みたいな。
これはこれで良いのだけれど、先に進まない。

始まりはこの波からでした。

原点回帰、というところでしょうか。

魂の海、とでも名付けましょう。

あちらの世界から、ゆらゆらと揺れる魂の光。集合して、漂って、ぼんやりと光りながら、こちらの世界に向かって、何かを語りかけている。

そんなイメージ。