瞑想物語(マガジン限定)
瞑想やスピリチュアルなことに興味があったり、下手にそんな世界に足を突っ込んだせいで「迷走」している人に、ぜひ読んで欲しい。そう思い、3日間無料公開。その後はマガジン限定記事です。
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彼は「自分を変えたい!」と思った。
しかし、いざ変えると言っても、何からやってよいのかわからなかった。
「自分を変えるセミナー」という自己啓発の講座に行った。
確かにその時はテンションが上がり、やる気は起きたのだが、やる気があってもそもそもやりたいことがなかった。なので今度は、
「やりたいことを見つけるセミナー」に行った。
しかし、そこでもピンとこなくて、勧められてアフリエイトビジネスにチャレンジしたが、まったく稼げないし、面白くもない。そもそも、これがやりたいことなのか?
そんな時に、自己啓発セミナーの受講仲間から、自分にやりたいことが見つからない理由は、過去のトラウマが原因だと指摘された。
「トラウマから解放されて自由になるカウンセリング」に通うことになった。
そこで、たくさん涙を流して、感動して、自分の心の傷と向き合ったが、「まだ根深い傷がある」と指摘された。
なので「前世療法」とやらを受けてみた。今の自分に生まれる前の過去生に、今の自分の、なんだかパッとしない人生の要因があるのかもしれない。
催眠を受けて、確かに色んなビジョンが見えた気がした。それで過去生から受け継いだ心の傷は癒えた、らしい…。
さて、結局自分は変わったのか?
彼は自問したが、正直なところ、現実は何も変わっていなかった。毎日仕事に行き、つまらない地味な業務をこなし、恋人もできず、給料日前には節約し…。
彼はその現実に気付き、余計に落胆した。
落胆する中で、ふとインターネットを見てて「瞑想」のことを知った。何やら、世界とトップエリート達は、こぞって瞑想をしているというではないか。
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言葉を紡ぐ、心を繋ぐ
アーティスト、作家・大島ケンスケによる独自の視点からのエッセイや、スピリチュアルなメッセージを含むコラムを、週に3回以上更新していきます。…
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