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短編小説集

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ちょっと空いた時間に、心のサプリ。心のおやつ。物語の世界へ旅をする。そんな短編小説を集めました。
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#スピリチュアル

天使 「EL」の話 前編

私がガイア、つまりこの「地球」と呼ばれる惑星に受肉したのは、もうずいぶん昔のことになりま…

帰れなくなった男 (短編小説)

パラレルワールド(並行世界)って知ってますか? 今回のnoteは、そんな、ちょっと不思議な小…

不思議な小説 「傷痕」(掌編)

【傷跡】   彼がベッドから立ち上がった時、腰の下、というか、お尻の上のあたりを思わず見…

小説 「祈り」  #1

(全3話完結の小説です。無料で読めます。「祈り」に関する、不思議なお話しです) 第一話 …

小説 「祈り」 #2

前回の続きです。 4 立川明美 午前9時40分頃 「明美さん!ちょっと聞いた?近くでおっ…

小説「祈り」 #3 完結

第一話 第二話 「祈り」  第3話 完結    ↓  7 心静かに (このままではダメ!…

小説「日和見さんと、境界線」(前編) 

小説「日和見さんと、境界線」(前編)*無料記事  日和見さんと僕は一緒に縄を掴んで、大きくゆすって鈴を鳴らした。鈴は古くて錆び付いているように見えていたが、その見かけを裏切る、からんからん、一緒に青白い光が飛び散りそうな、明るく軽快な音がした。 僕はその音に満足し、二人で2回、社殿に頭を下げて、2回手を鳴らす。2礼2拍。 日和見さんはこの神社に来るのは子供の頃以来だと言った。この町でそんな人にいるんだと知って僕は少し驚いた。 「私のうちはいつもお正月は海外だったから初詣

小説「日和見さんと境界線」(後編) *無料記事

こちらの続きです。 小説「日和見さんと境界線」(後編)  「ここはちょうど、いろんな境目…

小説「日和見さんと境界線」

龍脈調整師「日和見」。彼女を取り巻く、不思議な物語。 ****** 寒気、ではなかった。…