遠い未来より、いま目の前にあることに集中する 〜個人的エッセイ〜
以前の記事でエッセイを書くことに対する難しさを痛感した。そして、改めてチャレンジしてみようと思う。
好きこそものの上手なれといったところ。何度も書きこなすことで、うまくなるしかないのだから。
そして、今年も残り2ヶ月。お互い最後のラストスパートをかけて行こう。
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私は未来の長期的な計画を立てるのが苦手だ。身も心も直近に対して全力投球するスタイルの方が向いていると思う。
Facebookでイベントを招待された場合は別として、今の時点で来月の個人的な予定などは考えていない。
数ヶ月や数年先の姿など、誰にも予想できない。極端な話、いくらでも変化するものだと思う。正反対の方向に舵を切ることだってあるはずだ。
なので、そんな遠い未来のことよりも、直近の行動を自分なりにコントロールする方が肝要だと考えている。
ちなみに、このブログに関しても「将来的にどうなりたいか」は特に考えてなどいない。それで良いと自分の中で納得している。
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目の前のことに集中するというのは、簡単なようで意外と難しいと思う。個人的な性格に関係などなくてだ。
誰しもが自分の将来に対するリスクと言うか、心配事を脊髄反射のように考えてしまう。誰しも予測しきれない不安の中で生きているのだ。
小学校の夏休みのように、長期の計画を立てて行動することを良しとする文化で生きてきたせいでもあるかもしれない。
果たして、みんなは本当に目の前のことに全力投球で取り組めているのだろうか。
私の場合は、性格上の偶然の一致もあり、目下の事案に対する集中力が高い傾向にあるようだ。目の前のことを集中的にバシバシと片付けていくイメージである。
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ブログに関しては、確かに先々のストーリーを考えることもだいじなのだが、私は敢えてジャンルも決めずにブログの世界に飛び込んだ。
とりあえず突き進んでみて、後から本当のやりたいことを分析することにしていた。いまマガジンで出しているコンテンツは、まさに後からの分析から生まれたものたちなのだ。
本当に目下のことに全力投球すると、十分に身も心も疲れ果ててしまう。好きなことでも、深夜になると自動的に眠たくなってしまう。
まるで子どものように。心がワクワクしたり楽しんだりすることを求めているのだ。ブログに関しても決して例外ではない。
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色々と書いてきたが、要するに将来に対するリスクヘッジに追いまくられるくらいなら、目の前にことを楽しむことを優先するべきということ。
個人的な性格も絡んでいるので、これが絶対的な正解ではないものの、個人的にお勧めしたいことである。
遠い未来に対するワクワクは、目下で築き上げたワクワクの積み重ねだ。だからこそ、コツコツと目の前のことに集中するのである。
そんな子ども心を忘れずに、子ども心を尊重するようにして、今回のエッセイは終わろうと思う。
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久々にエッセイを書いたのだが、なかなか未だに難しさを感じてしまう。最後の部分はハウツー的な書き方になってしまったが、時間的にギリギリなので、またチャレンジを続けていくことにしよう。
何よりも、楽しめているかどうかが一番なので、その点では問題ない。だからこそ取り組めているチャレンジなのだから。