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【初めての飲食店開業】出店場所選びで見るべきデータは?

▼内覧したその物件、本当に大丈夫?

出店の意思を固め、実際に物件を見に行くと、気持ちが高鳴ってすぐにその場所を決めようとしてしまう方が意外と多いんです。

物件を紹介してくださった方と意思疎通が完璧にできており、求める条件に合致するだろうという考えで紹介してもらった物件であれば、即決することもあるかもしれません。

ですが、店舗選びを慣れていない、初めて開業する方にとって、調査なしで物件を決めることはリスクでしかありません。

今回は物件選びで皆が気になる部分以外で、見るべき情報を紹介します。

▼人の流れを見てみよう

次に、統計情報を確認したら、リアルタイムな時間帯別で人口の動きを確認しましょう。

その際に使えるのが、『モバイル空間統計人口マップ』です。

対象とする地域で商売を行う時間帯にどれぐらいの人間が動いているのかを可視化してくれます。

前年と今年を比較できるので、コロナによる影響がある地域なのかどうかを判断する材料になります。

注意点としては、日付の指定ができないので、この統計情報だけで判断はできないという点です。

▼影響を与えそうな外的要因は?

店舗ビジネスを行う上で必要になる視点は、地域全体で人がどのように動くのかどうかという点です。

特に大型商業施設やドームがあるとイベント時や週末と平日とでは人の流れが全く違います。

現時点で周辺にそういった施設があるのかどうか?どれくらい自分のビジネスに影響が出そうなのか?将来的に建設計画があるのかどうか?を念頭に置いて出店地域を選びましょう。

▼地域性は?

ここまでは統計情報でどんな人がいるのかを見ましたが、地域性のデータ以外で見ておきたいのは、”治安”です。

治安の良し悪しは犯罪率などのデータで把握することもできますが、一番なのは地域に住んでいる方に聞いてみることです。

治安が悪い場合、来てほしいターゲットが近づいてこないことや店舗施設へ悪質ないたずらをされてしまうこともあり、修復に費用が掛かってしまうことも考えられます。

治安も含めてその地域に思い入れがある場合以外は、なるべく治安のいい地域を選びましょう。

▼まとめ

飲食店の出店支援を行っていると、出店の思いが先走ってしまい、ただ単に「物件が見つかったから」という理由だけで出店を決めてしまう方も多くおられます。

「駅から多少距離があっても、おいしいものがあれば来るだろう」
「普段は誰もいないけど、お店を出せばお客様は来るだろう」

これで店舗運営できていた時代は終わりました。

出店へスピード感をもって取り組む部分と、慎重に考える部分のバランスをしっかり考えて、出店を考えましょう。

もし、この記事を読んでいる方の中で、出店を考えているけど、どうしたらいいのかわからないという方は、神戸/姫路/加古川/明石/高砂/東播/西播/三木/加東/加西のエリアで、個人事業主/法人へ融資の相談やテナント探しのお手伝いを約10年行っているアートワン住地へお気軽に連絡ください。
アートワン住地公式ウェブサイト:www.artone.co.jp

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