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母の病名

突然だが、母の病名が判明した。
この頃から随分と時間が経ってしまった。

病名は、うつ病。
内科の医師から心療内科をすすめられ、そこでうつ病と診断。即入院をすすめられたが、断って帰ってきた。

母曰く、うつ病の原因はわからないとのこと。

この頃の私は、うつ病というものをよくわかっていなかった。少なくとも今よりは。
ただ人並み程度の知識で「休むことが仕事」「励ましはよくない」ということはわかっていたので、その通りにした。

それからというもの、母はとにかく一日中寝ていた。本人が寝ていたいというよりも、薬で強制的に寝かされているようだった。
たくさん寝れるように、多めに眠剤が出ていたらしい。

その結果、肝機能障害を起こしたりもした。



母は一通りの家事はこなしていたように思う。
といっても、たとえば洗濯物はおいたん、母、下の妹の分と、私と上の妹の分でわけられており、わたしと上の妹は自分達で自分達の洗濯をしなければならなかった(なんじゃそら)

しかしうちはボロい公団。家の広さは猫の額。5人家族の洗濯物を一度に干す場所はない。

別々に洗えばいい。その通り。私は土日しか休みがないから土日に洗う。
そうすればいいのに、なぜか母は自分達の洗濯物を土日に回す。
結果、私が朝起きた時にはすでに干す場所がなくなっている。

私「ねぇ、こんなにいっぺんに洗濯されたら私の洗濯物干す場所なくなるじゃん」
母「は?知らんしw」
私「なんでわざわざ土日に洗濯するの」
母「悔しかったら私より早く起きて洗濯すれば?w」

意地悪することが生きがいみたいな人の言葉。

何が言いたいかというと、鬱になったからといってそのあたりのことは全く変わってないということ。

書いてて呆れてきた。そして疲れる。思い出すと疲れる。


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