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アドベントカレンダーこの記事は「思想・哲学・文学・芸術の会」の2024年のアドベントカレンダ…
師走ってほんとにえぐい。始末をつけられないほど眠い。いかつめに韻が入れ食い。 今年が…
ジョン・コナリーの『失われたものたちの本』という小説を読んだ。面白かった。僕はかなり感動…
『ドン・キホーテ』の再読を完了させたので、それについて書く。 この小説を読む上で注意すべ…
思想・哲学・文学・芸術の会 Advent Calendar 2023本稿は見出しのアドベント・カレンダーの12/…
その心はオレこそが本のグレート・ギャツビーでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!! リザルトの話に入る前にスコットの話をしようと思います。 とはいえF・スコット・フィッツジェラルドについて知っていることは本当に少なく、その中でも知っているのは誕生日や没日、そして代表作の『グレート・ギャツビー』程度のもの。ご本人自体がイケイケのイケメンで生き様の盛衰がまさにジェイ・ギャツビーと重なって血肉たらしめる作品になったということや、直近で映画化された主人公の俳優はレオナルド・ディ
まさか前回のnoteから一年経とうとしているとはね……。流石の私も何かしらの後方で腕を組ん…
「政治について教えてほしい」と、ある20代の知り合いに相談された。聞くとその人はLGBTや同性…
光文社古典新訳文庫でシェリーの『フランケンシュタイン』を読んだ。とても面白かった。そこで…
自己啓発、とは一体何なのか。その言葉の語感からして、本来的にその意味は「自己を啓蒙する」…
はじめに本記事は思想・哲学・文学・芸術の会のアドベントカレンダー2022用に作成しました。 …
音楽は年々静かになりつつある。1960年から2021年までのビルボードチャートを調査した研究によ…
我々のこころの中にはじつにさまざまな記憶が散らばっている。嬉しかったことや悲しかったことだけでなく、つまらぬことまで脳は憶えている。たとえば、猛スピードで走る車が目の前をよぎっていったときの印象だけではない。車がすっかり消え去ったあとの平穏な道の様子まで脳はしっかり憶えているものだ。人に話すとしたらその出来事は「車がよぎった」ということになるであろう。そして「車が去ったあと」のことは語られず、頭の片隅にほうっておかれてしまう。 村野四郎はそのような放置された無をひろいあげ、