みんと

本を読んで、心に湧き上がった言葉を書き留めるために作りました。日々の読書の記録🌳📚

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自己紹介 | はじめてのnote

はじめまして 「みんと」といいます。ついつい書き留めるのを忘れてしまう読書記録のために始めてみました📚 【自己紹介】 名前:みんと 職業:大学院生(文系です) mbti:infj →自分でもよくわかっていませんが、インドアなことは確かです🫠 【好きなもの】 ・読書 ・映画鑑賞 ・お笑い ・香水 ・チーズケーキ探し 【noteの内容】 読書の備忘録として始めたので、読んだ本の感想をまとめていく予定です。また、資格試験をいくつか受ける予定なので、そちらの記録も残せたら良いな

    • 評判の良い自己啓発書?を読んだ。ある項目で「女は生き様である」とあり興味をひかれた。「なんてことを申し上げるとフェミニストに怒られそうですが、続けましょう」という一文で、読み続ける気は完全に失せてしまった。 保険をかけているようで、冷笑的ないやらしさが滲んでいる。心底きらいだ。

      • 【読書記録】Vol.2|津村記久子『水車小屋のネネ』

        「ああ、こんな本に出会えるから私は読書がやめられないんだ」と思える瞬間がごく稀にある。 そして間違いなく、『水車小屋のネネ』はそんな一冊だった。 読んでから数日経つが、まだ私の心は作品の中に漂っており、余韻で胸がいっぱいになっている。 差し伸べられた手を握り、絆が生まれ、その絆が手を差し伸べる理由になってつながれていく。良心で紡がれた絆は、温かくて眩しい。 私は周りの人たちに、手を差し伸べられる人になれているだろうか。 なめられないように、つけ込まれないように、いい人ぶ

        • 母校の中学校の制服を着た、四人組の少女たちを見かけた。 三人はスカートで、一人はズボンを履いていた。 当たり前になってきたけれど、自分の時と比べて少しハッとした。 どちらも選べるって、やっぱり素敵だと思った。 あの子たちがそれを当たり前だと感じられることも、もっと素敵だと思った。

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        自己紹介 | はじめてのnote

        • 評判の良い自己啓発書?を読んだ。ある項目で「女は生き様である」とあり興味をひかれた。「なんてことを申し上げるとフェミニストに怒られそうですが、続けましょう」という一文で、読み続ける気は完全に失せてしまった。 保険をかけているようで、冷笑的ないやらしさが滲んでいる。心底きらいだ。

        • 【読書記録】Vol.2|津村記久子『水車小屋のネネ』

        • 母校の中学校の制服を着た、四人組の少女たちを見かけた。 三人はスカートで、一人はズボンを履いていた。 当たり前になってきたけれど、自分の時と比べて少しハッとした。 どちらも選べるって、やっぱり素敵だと思った。 あの子たちがそれを当たり前だと感じられることも、もっと素敵だと思った。

          津村記久子の『水車小屋のネネ』読了。 涙を堪えるために、気づいたら奥歯を噛み締めながら読んでいた。 今の私がいるのは、関わってきた人の良心のおかげだと、自分の人生を振り返るきっかけになった。 温かくて、泣きそうになる、愛おしい人たちの日々。 私も、誰かに与えられる存在になりたい。

          津村記久子の『水車小屋のネネ』読了。 涙を堪えるために、気づいたら奥歯を噛み締めながら読んでいた。 今の私がいるのは、関わってきた人の良心のおかげだと、自分の人生を振り返るきっかけになった。 温かくて、泣きそうになる、愛おしい人たちの日々。 私も、誰かに与えられる存在になりたい。

          ひとり旅のすゝめ|旅を楽しむ3つのマイルール

          先日、ふらりとひとり旅に行ってきた。 旅先は、出雲大社のある島根県。直感的にここの空気を吸ってみたいと思い立ち、その日に航空券を買った。 今回は、旅を振り返ってのマイルールを紹介する。 マイルール1:予定はやわらかく 今回の旅行の目的の一つは、出雲そばを食べることだった。しかし、目星をつけていたお店がまさかの定休日。自分の詰めの甘さに悲しくなるものの、ここでへこたれてはいけない。「そばが食べられればいっか」の気持で、すぐさま近くの別のお店を探して飛び込んだところ、大成功だっ

          ひとり旅のすゝめ|旅を楽しむ3つのマイルール

          【読書記録】vol.1|有吉佐和子『恍惚の人』

          記念すべき初回は、最近読んだ作品の中で最も印象に残っている、有吉佐和子『恍惚の人』を記録します。 【あらすじ】 ある日、義父母の家へ向かった昭子は姑が倒れているのを発見した。神経質で陰湿な性格をした舅の茂造は、同居しているにもかかわらず、妻の死に気づいていなかった。話をしても上手くかみ合わず、異常なほど食へ執着する茂造の姿に、昭子たちは違和感を覚えるようになる。認知症になった茂造によって、家族の歯車が少しずつ嚙み合わなくなっていく。 【感想】 文章のパワーがとにかく強いで

          【読書記録】vol.1|有吉佐和子『恍惚の人』