読書録〜姿勢をゆるめる
こんにちは
アロマのちえ袋 野村ちえみです
今日は読書録
読んだのは
「姿勢をゆるめる 疲れない身体と心の整え方」
です
表紙が可愛い♡♡
今回なぜこの本を買ったのかと言うと
本屋さんをぶらぶらしていて
この本に付いていた帯に惹かれたからなんです!
裏表紙には
疲れをためず、“持続可能”な身体で生きるために
と書かれていました
また姿勢と心の関係をひもとく
という章もあって
コレは気になるなぁと
買ってみました
まず初めに面白いなと思ったのは
「姿勢」という言葉は古語辞典にはなく
登場したのは明治時代以降だということ
ヨーロッパにあった概念が訳されて
“姿勢”という言葉が生まれたようです
そしてそれらは
軍事訓練や馬術、学校教育などの中で
使われていた言葉で
どれも「気をつけ」を求めるものになっていて
心身を強制的にコントロールするための姿勢として
使われていた時代的な流れがある
この本では
そういういわゆる“姿勢を正す”の姿勢ではなく
良い姿勢というのは
その人それぞれにとって違うのではないか
という話から始まっていきます
一般的にだらしないと言われる
頬杖をついた姿勢や猫背も
カラダからのサインを受け取って
やっていることなのではないかという話
そもそも人間は胸の動きや心臓の動きもあり
完全に固まることはできないんですよね
最近の科学的研究でも
身体は微妙に揺れながら姿勢を保っていることが分かっているそうです
筋肉に力を入れ続けるわけではなく
入れたり抜いたりしながら
バランスを保っているらしい
オンとオフを切り替えながら
良い姿勢を保つ身体作りが必要だと
筆者は言っています
第二章では感情と姿勢の解説がされています
よくある「胸がつかえる」とか
「お腹いっぱい」という言葉は
そのままの意味で使われるだけでなく
感情を表す言葉として
使われることもあります
実際のカラダの感覚と
感情が一体となっていることが分かります
消化器の動きが感情に与える影響
(感情が消化器に与える影響)など
体感的にはあったものの
言葉に表すことができなかった部分の解説は
あぁなるほどと
まさに腹落ちする感覚です
この本では
ゆるめるための様々なセルフチェックと
セルフケアの方法が
沢山載っています
人間は集中と緩和が必要です
ずっと集中はできないし
緩和ばかりでも物事が進んでいきません
もっと自分の身体の感覚に耳を傾けてもいい
心だけでも身体だけでもなく
どちらの感覚もとても大切で
やはりそれは
ばらばらには考えることができないものなのだと
この本のメソッドも
自分のカラダに聞きながら
自分に合ったものを
セルフケアに取り入れていきたいなと
感じた本
そして今後やっていく
アロマカウンセリング(アロマ外来)の
ヒントにもなる本でした!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました♡