知的障害って、どういうこと? その定義と条件を知ろう②
前回の続きになります。
今回は、生活能力について、書いていきます。🌈
生活能力の意味
と、話の前に、前回の図を拝借します。
この表の生活能力a,b,c,dが今回のテーマになります。
もはや、これだけだと、何のことやら分からないのですが、まとめられている表がこちらになります。
生活能力の区分け
これでも、分からないことが多いので、説明していきます。
a→dに行くに従って、出来なくなっています。
これは、徐々に、生活に関することで、出来ないことが増えていくということなんです。
具体的な生活能力の例
例えば、食事のことだと。
aは、自分で栄養を考えて食事が出来たり、食べる必要があるときに食べることが出来るとされています。自炊や家庭での食事は、問わずとなっています。
bになると、自分で食事を行うことが出来ますが、食事内容の偏りや貧しい食事を取っていたりします。そのため、助言や指導が必要になってきます。
cでは、過食や拒食の様な食事が含まれてきます。また、同じ物しか食べることができないなどもあります。常に指導などが必要な状態です。
最後のdでは、食に大きな問題を抱えている人になります。それにより、体を壊してしまうなどの状態です。
この様に、食事、身辺整理、金銭管理等の生活に関わることやコミニュケーションのこと等が、a,b,c,dによって分けられています。
なので、人によっては、食事は、aだけど、金銭管理は、dみたいなこともあったりします。
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次回予告
今回のお話はここまで。🙏
次回は、知的障害の定義について考えていきます!