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買える材料、叶える初おせちに挑戦してみました|海外生活#30

新年、明けましておめでとうございます。日本との時差が15時間のシカゴでは、年明けとともに自宅のすぐ近くで花火が上がっておりました。新しい年の幕開けを、盛大にお祝いするテレビ画面とともに、迎えた新年のスタートでした。

そんな今年の元旦は、我が家にお客さまをお招きして、元旦のお祝いをする事になり、駐在生活2年目は、アメリカで用意できる材料で、叶える初おせちを作る事になりました。ここ数日の私のつぶやきが、おせちのコメント尽くしだったのは、そんな私のおせちプロジェクト2025が昨年末から始動していたからなのです。

去年は旅行帰りで何も出来なかったことのブランクもあり、日本から持参してきた器も、普段使いのものばかりです。戸棚にある、少しでも和に寄り添うものを集めて作ったのが、今回のコーディネートでした。また、詳しくご紹介する記事を作ろうと思うのですが、今回は全体のイメージだけをご紹介します。

実際にプロジェクトにイメージしたレシピをやってみると、「あれがあったほうがいいな。」「これ、次回叶えたいな。」などと、事前シュミレーションをしていたにもかかわらず、まあ色々出てくるわけです。とはいえ、今年も家族が健康で、この日を迎えられたことが、何よりも1年の喜びのスタート。そんな元旦が過ごせたことが、とても幸せなことだと改めて感謝しています。

ここ3日ほどかけて、こちらで準備できる材料で作った8割おせち(と呼んでいいものかしら?)でしたが、年の始まりを祝う気持ちを最大限にコーディネート。華やかにお正月気分を味わえて、お客さまにも好評だったことは、準備した私もとても嬉しい瞬間になりました。

数の子の薄皮を取る作業も、銀杏の殻をむく作業にも、思いのほか時間がかかることを、初めて知ったおせち体験の準備期間。箸袋を半紙で作ろうと、作り始めて思い出したのが、美濃和紙の便箋の存在。いつかやってみようと思っていた水引も用意して、箸包みに水引を合わせたデザインで、手作りしてみました。

準備期間から全てが楽しくて、やってみてわかって良かった色々もありました。おもてなしを意識し始めた私の経験値は、駐在期間のスタートと共に、まだ実は浅いのです。それでも、小さい頃から母のしていた姿を見ていた記憶を頼りに、自分の中にイメージが膨らむことは、今、自分が母となって、改めて母への感謝を感じています。


今年は年末に、日本に帰る予定なので、海外生活を感じてきてから、また見る日本のお正月準備にも、新しい視点が加わっているはずです。日本に帰った時には、もう少しじっくりと、アイテムも見ながら、少しずづ買い揃えてみたいなと思いました。

日本は、三が日はゆっくり過ごせるイメージですが、こちらは明日が仕事初めです。今年はスタートから、気持ちも背筋もスッキリと、シャンとするモード入りました!今年はスピードが増して、関わる仲間が増えていき、変化していく予感がしています。

noteのご縁でつながる皆さま、今日のこの記事で出会えた皆様も、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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