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「自分はどうしたい?」「自分にできることは何?」を考え続けた一年(2023年の振り返り)

2023年は、公私ともに激動の1年でした。

最も大きなのは生活基盤でもある『私』の方で、約10年にわたる海外生活がついに最終年を迎えたり、夫が年度途中に帰任となり母子残留を決めたり、長男の中学受験が本番を迎えたりいろいろありました。

加えて『公』にも変化があり、フリーランスのキャリアコンサルタントとして細々していた活動にも、迷走、試行錯誤、挑戦などいろいろありました。

次々となにかが起きていた、というわけではないんです。でも、いつも「なにかしら」考えていました。大なり小なり、判断を迫られることが多かったんでしょうね。

私は、ある程度先の見通しを立てつつ柔軟に動くことが得意なタイプ。それでも、「今」と「数年先」を同時に考えて、自分や家族にとってのベストを決めていくのは簡単ではありません。さすがに要素が多すぎて、振り回された感が強いです(苦笑)

2024への持ち越しも多々あるので、棚卸のつもりで振り返ります。


2023、ざっと振り返る

<仕事編>

今年は新たな業務や挑戦の機会に恵まれました。未経験のことばかりでワタワタしながらも、試行錯誤と周囲の協力もあってなんとかやってこれました。その過程で「本当にやりたいこと」「自分なりに発揮できそうな強み」を見つけられたのは大きな収穫で、帰国後の再就職に向けた礎を築く1年となりました。

  • 1-2月 がむしゃら期
    未経験ながらも広報を任してもらうことになり、新サービスリリースに関する一連の業務に全力で向き合う。広報の基礎本を熟読、著名な人をフォロー、コミュニティにも入って学ぶ。知識も経験もない故に徹夜続きになったのはさすがにしんどかったけれど、メンバーの協力を得ながらなんとかやり切った。十数年ぶりに「ストレッチゾーン」を経験し、「組織で働くこと」を思い出す。

  • 3-6月 迷走期
    なんとか大仕事は乗り越えたものの、この先の自分の方向性に思い悩む。「組織の役に立ちたい」と思えば思うほど、自分の無力さや「身に付けたい経験」とのギャップを痛感する。追い打ちをかけるように、キャリアコンサルタントとしての経験を積むために応募した某対人支援サービスの相談員の選考に落ちる。迷走感でいっぱいになったので、「自分は、いま何を目指しているんだっけ?そのためには何が必要なんだっけ?」に立ち戻る。

  • 7-10月 実戦期
    自分が「いま身に付けたい経験」に集中することを決意。自己分析サポートの業務をメインに、某転職エージェントで期間限定の就労支援の仕事に就く。オンライン&テキストでのサポート業務を通して、「自分は誰に何を提供したいのか」「自分だからできるサポートは何か」が少しずつ明確になってくる。

  • 11月 ちょっと飛躍期
    TwitterXでの発信や繋がりからいろいろな機会をいただく。これまでにも企画ものをしたことはあったけれど、自分が「話す」側になったことは無かったのでドキドキの挑戦。「人に語れるものなんて何もない…」って思ってた数年前の自分に言ってあげたい。私にも語れるテーマが持てるようになったよ…!

    • CAREERMARKさん…『駐妻の再就職』をテーマしたミニセミナーを開催

    • kinocomさん…『駐在生活で大変だったこと』をテーマにしたスペースに呼んでいただく

    • meetcareerさん…『駐妻の再就職』をテーマにしたウェビナーの企画、登壇

  • 12月 確信期
    公私ともにめちゃくちゃ忙しかった12月、実は急遽、某企業の選考を受けることに(この話は改めて書きたい)。急いでレジュメや面接の準備をする中で、自分がこれまで考えてきたWill-Can-Mustがちゃんと繋がって『軸』ができあがっていることを感じる。未経験ゆえの力不足感はまだあるけれど、「やりたいし、やれる」という自信を育んでいたことを実感。


<家庭子育て編>

  • 1-3月 覚えてない
    長男の中受に向けた勉強が本格化。次男は卒園→小学校入学と変化の春だけど、幼稚園に全部お任せ&慣れ親しんだ小学校への入学とあって大した準備もせず。正直、当時は自分が仕事で四苦八苦していたので、子供と家庭は最低限のことしかやれてなかった気がする(苦笑)

  • 4-6月 小確幸(小さな幸せ)
    長男がずーっと望んでいた「今の学校で6年生になること」「弟と一緒に通うこと」(5歳差兄弟なので一緒に通えるのは6年&1年になるこの1年のみ)が叶った春。男子兄弟との生活はイライラドタバタの連続だけど、2人のやりとりに小さな幸せ(←小確幸)もたくさん感じる。

  • 7-9月 あまり覚えてない
    長男の勉強が忙しくなった上に、次男に手を焼くようになる。夫の年度途中の帰任が決まり、母子での台湾残留の準備に動き出したのもこの頃。ついに自分達の台湾生活&小学校生活の終わりが見えてきて、優先順位とか日々のバランスを取るのが難しくなり心がざわつき始める。

  • 10-12月 追われるように過ごしながら、流されないように耐える
    10月、学校行事に中受勉強に最も忙しくなった秋。夫の帰任に息子たちそれぞれの親友の本帰国も重なり、毎日必死でやりくりしてたっけ。仕事の方もいろいろ重なって、「マルチタスク、得意と思っていたけど全然じゃん(涙)」て落ち込んだことも。「私、よく頑張ってる!」を合言葉に、とにかく駆け抜けた。

自分にできることを、とにかく丁寧に精一杯する

とりとめもない振り返りですが、書き出してわかったことがあります。

それは、日々追われるように仕事や子育てをこなすなかで、都度「目の前の人」のために、「いまの自分にできることは何か」を全力で考えてやってきたってこと。

「この人のために、この組織のために、自分ができることは何か?」

声をかけてもらったり、機会を与えてもらえた時は、「私には無理…」と思わずに全力で向き合いました。困っている人や協力を求める人がいたら、自分にできそうな範囲でやりました。頼まれていなくたって、「こうしたら喜んでもらえるかも」って思えたら工夫を添えてやりました。

母子で台湾残留を決めた時も、「台湾の友達と一緒に卒業したい」という長男の願いを叶える方法を考え、「頑張ってやれそうなら、やるしかないよね」って言って決断することができました。

何か特別な才能や飛び道具があるわけじゃない。だからこそ、「この人のために、いまの自分にできること」を全力でやってきて、それが2023の私の過ごし方、人や物事に向き合う姿勢になっていたなって思います。

2024は、我が家の全員が新たなステージにあがる年です。大きく飛躍できるよう、引き続き頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございます^^



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