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#126 スキルを学ぶためのスキル

『メタスキル』という言葉をご存知でしょうか?

”メタスキル”
スキルを獲得するために必要なスキル

言い方を変えれば基本の基本。
何か新しいことに取り組む時、より早く上達するためのスキルのことです。
メタとは「繋ぎ、越える」という意味。物事の本質。

理解力+応用力

この合わせたスキルがメタスキル。
と思っています。

【基本とは】
運動で言えば、走・跳・投。
深く掘ればリズム感・筋肉の動き方・体の柔らかさ。
勉強で言えば、算数・国語。
深く掘れば、計算方法の理論、言葉一つの意味。

これをもっと原始的に考えて、本能的に捉えるのは子どもや赤ちゃんです。
本来、幼少期〜少年期にかけて、吸収率が良い時期に学びます。
「なんでだろう?」と疑問を持つことでこの考え方が育ちます。
理由を考える、というのはとても大事。ということですね。
なんでだろう?は自分から学ぶ、学習状態を作れる良いチャンスです。

物事の本質を見抜く、ということですね。


学習力というのは面白いもので、人によって習得速度が違います。
ハードル競技で言えば、
1000回ハードルを跨いでも何も変わらない人がいれば、
1000回ハードルを跨いで劇的に上手になる人もいます。

そして、この学びが早いというのは他の分野でも活きます。
この”この学びが早い”というのがメタスキルになります。

【大人はメタスキルが身につかない?】
大人になってから・・・歳を取れば取るほど身につけるのは難しいです。
特に、大人になってから活用するのは『仕事』です。
同じ会社にいたとしても違う仕事をすることは往々にしてあります。
残念ながら大人になってからメタスキルを身につけるのは
できないとは言いませんが、難しいかもしれません。
どうしても自分の経験や偏見が邪魔してしまうからです。
”メタスキル”という概念を知っていればまだマシでしょう。
ではどうすれば応用が効くようになるか?です。

取捨選択と業務外の時間で努力をするしかありません。

・取捨選択をして自分の活きる分野で少しずつできることを増やす
・業務時間外で新しいスキルを学ぶ時間を作る

この2つ実践することで、少しずつ自分ができる範囲が広がっていきます。

スキルを獲得するために必要なスキルを学ぶことと、
スキルを直接学ぶことを同時並行することです。

物事の本質を見抜き、実践するスキル。
物事の本質は不変だということですね。
私は20代後半ですが学び続けることで自分を研磨し続けてます。
話が飛ぶと思われるかもしれませんが、
陸上競技をしていてよかったと思います。

陸上競技はスポーツの原型。
運動の基礎基本。本質に近いです。
何でもシンプルに考えてシンプルに理解する。
メタスキルの記事はまた別でも触れていきます。

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