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交流会で大活躍!自作したデジタル名刺の魅力とその作り方
2024年も気づけば年末が近づいてきましたね。この季節といえば、忘年会や交流会、オフ会など、人と会う機会がぐっと増える時期ではないでしょうか?
新しい人との出会いが増える中で、必ずといっていいほど登場するのが「名刺交換」。もしくは、「SNSアカウントの交換」だったりします。
でも、こんな経験ありませんか?
「名刺忘れちゃったんですよね…」
「すみません…名刺切れでお渡しできなくて…」
「渡した名刺、あとでちゃんと見てもらえるかな…」
ぼくも同じような悩みを抱えていました。名刺がないと自己紹介が中途半端になるし、せっかくの交流もなんだか不完全燃焼。そんなとき、「財布に1枚忍ばせておけるデジタル名刺があったらいいな!」と思ったんです。
調べてみると、便利な「プレーリーカード」という商品があることを発見。一方で、自分で作る方法もあることがわかりました。しかも、1枚あたり最低100円程度で作れるんです!
だったら自作した方が楽しそうだし、思い入れも強くなる。そう思い立ち、さっそくデジタル名刺作りに挑戦しました!
この記事では、ぼくが実際に作ったデジタル名刺の作り方を、初心者向けに丁寧に解説します。コスパ良く、簡単に、楽しく作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1. デジタル名刺に必要なもの
まずは準備から!意外と必要なものは少ないので、すぐに取りかかれます。
NCFカード
→ Amazonなどで購入できます。ぼくはこちらを購入しました!
※ 1枚あたり約100円で、10枚セットなどがおすすめ。友人へのプレゼントにも便利です。
シール
→ NCFカードに貼る用のシールです。デジタル名刺を可愛くしたい場合に便利!スマートフォン
→ iPhone7以降や、おサイフケータイ対応のAndroid端末ならOK。
これだけ!シンプルですよね。
2. デジタル名刺の作り方
ここからは、実際の作成手順を解説していきます。特別な技術は不要なので、初心者の方でも安心して取り組めます!
2.1. NCFカードに情報を書き込む
1. 「NCF Tools」アプリをインストール
→ iPhone、Androidともに無料でダウンロードできます。
リンク:iPhone用 | リンク:Android用
2. アプリを起動
「書く」→「レコードを追加」→「URL / URI」を選択します。
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3. 登録するURLを入力
例:自分のSNSやポートフォリオサイトなど、見てほしいページのリンクを入力し、「OK」をタップします。
4. NCFカードに書き込む
「書き込み」をタップすると、スキャン待機状態になります。この状態でスマートフォンにNCFカードをかざしてください。
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5. 書き込み成功!
「✓」マークが表示されたら完了です。これで、NCFカードに情報が登録されました!
ここまでの流れをレクチャー動画として画面録画したので、こちらも参考にしてくださいね😌
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2.2. 書き込んだ情報を確認する
次は、正しく情報が書き込めているかをチェックします。
NCFカードをスマートフォンにかざします。
iPhoneの場合、通知バーが表示されるのでタップするとSafariが起動し、登録したURLが開きます。
問題なくページが表示されればOK!
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これで基本のデジタル名刺が完成です!
3. 見た目をカスタマイズしてみよう
デジタル名刺は白いカードのままでも使えますが、オリジナリティを出したいならカスタマイズがオススメ!ぼくは、以下の方法で仕上げました。
3.1. シールのデザイン作成
CanvaやFigmaなどを使って、NCFカードに合わせたデザインを作成します。
実際のNCFカードのサイズは、「1013 × 638 px」。
シール紙のL判サイズは、「1051 × 1500 px」。
NCFカードのサイズ内に、シンプルにまとめると視認性が良くなります。
CanvaとFigmaのテンプレートも用意しましたので、自由にご利用ください!(作ったデザインはpngで書き出してください。)
3.2. シールの印刷
自宅にプリンターがなくても大丈夫!
ローソンのネットプリントを活用すれば、簡単にシール印刷が可能です。
リンク先の手順を元に、ぼくもシール印刷してみましたが、問題なくできました🙌🏻
コンビニで印刷するときは、「写真プリント」「L判」「シール紙」で印刷するようにしてくださいね!(※シール紙の印刷は、1枚あたり200円です)
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実際にかかった費用はこちら!
NCFカード代:約100円(1枚あたり)
シール印刷代:400円(今回、NCFカードの両面に貼りました)
合計で500円程度!コスパ抜群じゃないですか!?
4. 完成!ぼくの自作デジタル名刺を紹介
そして完成したのがこちらです!
表面:我が家のロゴ
裏面:SNS(XとInstagram)のQRコード+おまけQRコード
スマートフォンをかざすと、ぼくのwebサイトが表示されるようにしました。
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スマホをかざすだけで登録した情報が表示されるので、使い勝手も抜群です。
おまけって何?と思いましたよね。実は、ちょっとした遊び心をプラスし、ARを体験できるQRコードを入れてみました!
これを読み取ると、ちょっとした仕掛けを楽しめるようになっています。お会いした方にはぜひ体験してほしいです!
5. 作ってみた感想と交流会での反応
今回、自作したデジタル名刺を交流会で使ってみましたが、これが大好評!
「体験できるのは楽しいですね!」とか、「これ、どうやって作ったんですか?」と聞かれることも多く、会話のきっかけにもなりました。
デジタル名刺をかざしてURLを開くも良し、QRコードを読み取るも良し。
人との交流が今まで以上に楽しくなりました!
NCFカードを使ったデジタル名刺は作る楽しさだけでなく、交流をより深めるツールとしても最適です。ぜひ、この記事を参考にして、あなただけのオリジナルデジタル名刺を作ってみてくださいね!