鎌田安里紗/arisakamada

かまだありさ/徳島出身/プラチナムプロダクション/QREATOR AGENT/慶應義塾…

鎌田安里紗/arisakamada

かまだありさ/徳島出身/プラチナムプロダクション/QREATOR AGENT/慶應義塾大学SFC政策・メディア研究科/エシカルファッションとその周辺/パターン・ランゲージとその周辺

最近の記事

Little Life Labの1年を振り返る

2019年1月にスタートしたLittle Life Lab。 暮らしのちいさな実験室と名付けたこの場所に、1年間でさまざまなメンバーが集まってくれました。 洋服がどんな風にできるのか、そこにどんな仕事があるのか、どんな風に服を買い、服と関わっていくことができるのか、そんなことを考えながら様々発信してきた数年間。 それをきっかけに、服だけでなく暮らしのなかで触れるあらゆるものに対しても、同じように関心が向くようになりました。 それは、自分の暮らしを考えることであり、ものづ

    • 「エシカル」という言葉は何のためにあるのか

      2019年1月から Little Life Lab 本格始動しました。 さっそく、いろんな実験や議論が生まれていてとてもたのしいです。 もはや鎌田は置いてけぼりで、メンバー同士でどんどんいろんなことが進んでいくのを見てたのしんでいる(そしてたまに混ぜてもらう)という状況。 わたしもどんどんメンバーにおもしろいことを提案していきたいです(がんばる)。 ラボには「種の部屋」というのがあって、それぞれが興味のあること、疑問に思っていることを投げかけて、あーでもないこーでもな

      • 興味や疑問が消えないように

        ラボの応募が100名を超えました。 締め切りは、今日の夜まで。 最近の楽しみは、応募フォームの回答を読むこと。 項目は「今1番興味があること」「入りたいと思ったきっかけ」「入ったらみんなでやってみたいこと」の3つ。 回答からだけでは分からない興味の広がりや、人柄や、いろんなことを想像します。 ひとりひとりが、ここに書いてくれたことを少しずつ形にしていったら、どんなに素敵だろうかと想像します。 知りたいことがある、やってみたいことがある、疑問に思うことがある。 だけど

        • 研究室での雑談から

          今日も研究室にいる。 だいたい週に2日、都内から片道1時間半くらいかけて湘南の(というと爽やかだけど近くに海はない)キャンパスにやってくる。 仕事や用事が終わってもすぐに帰らず、その日はできる限り朝から晩まで時間を空けて、長く大学にいるようにしている。 研究室でカタカタとひとり作業をしていると、いろんな人が出たり入ったりする。プロジェクトのミーティングをする人あり、翻訳作業をする人あり、わたしと同じように1人で黙々と作業する人あり。 同じ空間でいろんなことが行われてい

        Little Life Labの1年を振り返る

          ちょっとやってみる

          何かを始めるときには勇気がいる。 たとえ、それが小さなことでも。 でも「ちょっとやってみようよ」と言える人や、言ってくれる人がいると、案外それだけで始められる。 例えば、去年の冬、味噌を仕込んでみたいなぁと思った。 1番に浮かんだのは岸紅子さん。ご自分の味噌仕込みはもちろん、ワークショップなんかもよく開催している。 早速、紅子さんをランチに誘って相談してみる。「いいね、やろうよ」とひとこと。 せっかくなので興味を持ってくれそうないろんな友人に声をかけてみた。 モデルの

          ちょっとやってみる

          わかりやすさを求めない

          2019年1月から、あたらしくラボを立ち上げることにしました。 つきましては、一緒に実験・探究してくれるメンバーを募集します。一期生として30名。 ラボを始めようと思った理由がいくつかあります。ひとつめは、わかりやすさを求めない場がほしいなぁと思ったこと。 わたしはここ3〜4年「エシカル」や「エシカルファッション」といった言葉を用いて情報発信を続けてきました。 16歳から渋谷109での販売員、17歳からファッション誌での専属モデル、気づけば10年ほど、服が身近にある仕

          わかりやすさを求めない