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本棚:『老いる自分をゆるしてあげる。』
上大岡トメさんの本。若いころに比べて、瞬発力は落ちたし、疲れやすくなったし、忘れっぽくなったし。かと思えば、たいていのことは何とかなる、と気にしないことが増えたり。歳を取るって嫌だな~とは思うものの、いつまでも若々しくあるべき、というのは、個々人の価値観の問題であって、強要される(そういう商品の広告などを見る)と、老化は悪いことばかりじゃないでしょ!と歯向かいたくなります。
本書でいいなと思ったのが、貝原益軒の『養生訓』に書かれている、治療よりも養生が上策ということ。養生せずに病気になってから薬を服用したりするのは下策であるとのことで、確かになぁと思いました。
若い頃はちょっとぐらい無理をしても大丈夫でしたが、これからは、これまで頑張ってきてくれた体の声を無視せず、大事にしようと思いました。そして、体を大事にするとは、体を動かさないことではなく、その逆で、しっかり運動すること。人間も動物だもんなぁ。
ちなみに後ろ歩きは、前に歩くときの6倍筋肉を使えるそうです。子どもの頃、遠足で歩き疲れた時とか、「後ろ歩きの方が楽じゃない?」とか言ってたけど、逆でしたね。
筋肉には速筋と遅筋の2種類あって、中年になってからは遅筋を中心に鍛えた方がいいとのことで、載っていたトレーニングをやってみようと思います。