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本棚:『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』

以前『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を読んで、年間100万円以内でも暮らせるんだなと知った時は衝撃でした。本書の場合は、夫婦で月13万円ですから、一人暮らしじゃなくても、夫婦でも少ないお金で暮らせるんだな~、どうやっているんだろう?と気になり、手に取りました。
ポイントは、やりたくないことはやらないということ。そのためには少ないお金でも豊かに暮らしていければいいわけですが、そもそも、やりたくないことをやらないで済むならば、使うお金も減るはずです。
10年ぐらい前。漠然と会社を辞めたいな~と思っても、今の貯金額じゃ、会社辞めてもすぐに貯金が底をつくだろうし…と思っていたけれど、そもそも生活に必要な金額が分かっていませんでした。最低限いくらあれば暮らせるか?が分かったのは、2020年。出張はもちろん、外出の機会もほとんどなくなったので、支出が減り、このぐらいで暮らせるのか…と。思っていたより少なくて、会社辞めても、そこそこ無収入でも暮らせるじゃん!と分かってから、気が楽になりましたし、気も大きくなりました。
気が大きくなった分、やりたくないことはやらずに済ませられないかと考えるようにもなり、また、自炊など自分でやることを増やすと必要なお金が減っていくのも面白くって、「働くのしんどいなぁ」と思うことは減ったにもかかわらず、貯蓄は着々と増えています。
それでも、たまに1週間とか1カ月ぐらい仕事から完全に離れてみたいと思うことはあり、本当にそんな機会があれば、わたしは何を見つけるのだろう。


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