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本棚:『一生お金で困らない人生の過ごしかた』

先日読んだ『90歳までに使い切る お金の賢い減らし方』が良かったので、「あ、同じ人の本だ!」と思って手に取りました。こちらの方が古く、重なる部分もあるので、『90歳までに…』の方を読めば十分かもしれませんが、よい復習になったように思います。

そうなんだよなぁ~と思いながら読んだのが、「自分にケチでも他人には気前よく」ということ。私の場合、子どもの頃から物欲は少ない方で、節約が苦ではなく、むしろゲーム感覚で楽しく、今後お金で困ることはあまりないんじゃないかなと楽観視しています。でも、私に足りないのは、人とのつながりなのよね~と思っており、今後の課題の1つです。

「自己投資にお金をかけ過ぎてはいけない」とありまして、なるほどなと思いました。自己投資 自体は悪いことではないし、やった方がいいと思いますが、自己満足だけの場合、「私すごいのよ!」と言ったところで、それが役に立たなければ意味がないわけで。

まだ子どもの頃、母が「資格は持ってても荷物にならないし、盗られることもないし、持ってた方がいい」みたいなことを言ってたので、資格ってあった方がいいんだと思っていました。その後、30代前半ぐらいまでは、資格取得の勉強は、「私、頑張ってる」と自己肯定感が上がるように思っていました。しかし、副業についての本だったと思うのですが、資格がないとできない仕事もあるけれど、資格がなくてもできることはたくさんあるんだと気付かされました。そして、資格を取っても、それを活用してなければ、意味ないよね…と、遅まきながら資格取得の目的について考えました。その結果、漠然と「何か資格取ろう」と思うことはなくなりました。ちなみに、整理収納アドバイザーは「これは趣味!」という位置づけで楽しく勉強しました。

投資についての心得の1つとして、「人の言うことを信じてはいけない」とありまして、厳しいけれど、肝に銘じようと思いました。まぁ、「おすすめですよ!」と言われると、「それは私にとっておすすめなのではなく、あなたにとっておすすめ(お得)なんですよね」と心の中で突っ込んでしまうんですけど。


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