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【子育て】子どものやる気を高める、自己決定理論
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私の記事では、日々の子育てや教育について、
小学校受験、私立小学校のこと、
中学受験についての情報を発信していきます。
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皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
【ありのママ子育て】リノママです🎀
秋分の日を境に涼しくなったかと思えば、すぐに暑くなり、
季節の変わり目は気が抜けませんね…
皆様も体調を崩されませんよう、ご自愛ください。
はじめに
この記事を読んでくださっているということは、
お子さまのやる気を高めたい!自立してほしい!
と願う親御さんである可能性が高いかと思います。
もちろん、私もそのうちの一人です。
皆様は、スタンフォード大学で提唱された「自己決定理論」をご存じでしょうか。
子どもたちの内なるやる気を引き出し、自立心を育む上で非常に有効な理論です。
この理論に基づくと、子どもたちは、自律性、関係性、有能感という3つの欲求を満たすことで、より主体的に行動し、成長していくと考えられています。
娘はボランティア活動をとても楽しんでいるのですが、その理由を考えたときに、まさにこの理論にぴったり当てはまると感じたので、今回紹介させていただきます。
自分が楽しみながら仕事に取り組めることであり(自律性)、家族や学校以外の自分を受け入れてくれる場所、たくさんの人との関わりが持てる場所であり(関係性)、自分ができることを探して取り組み、色んな人から感謝されることである(有能感)。
すべてがそろって、娘の高いモチベーションになっていると考えます。
本記事では、自己決定理論の3つの要素を詳しく解説し、子どもたちの自立を促すための具体的な取り組みについてご紹介します。
第1章:自律性~自分で選択し、行動する喜び~
自律性とは、自分で考え、選択し、行動することへの欲求です。子どもに「自分で考えてごらん」と声かけをすることは、単なる言葉かけではなく、子どもに「あなたは自分で決めることができる」というメッセージを送ることになります。
「親にやらされている」という意識があると、内発的動機ではなく外発的動機をベースにした行動になってしまうため、モチベーションがあがらないのです。
選択肢を与えたり、自己決定することで、自分の内から湧き出る動機で行動することが重要です。
「受験」をとっても、自分が選択して、自分がやりたいからやっているんだ!という自律性を感じられるように、親がもっていくといいかもしれません。
自律性を育むメリット
主体性と責任感が生まれる: 自ら決めたことは、責任を持ってやり遂げようとする力が育ちます。
学習意欲が高まる: 興味のあることを自分で選択し、学ぶことで、学習意欲が自然と高まります。
問題解決能力が向上する: 自分で考え、行動することで、問題解決能力が養われます。
自律性を育むための取り組み
選択肢を与える: 「ご飯は何がいい?」「どこへ行きたい?」など、選択肢を与え、子どもに選ばせる機会を増やしましょう。
意見を尊重する: 子供の意見を尊重し、しっかりと耳を傾けることが大切です。
失敗を恐れない雰囲気を作る: 失敗は成長のチャンスです。失敗を恐れずに挑戦できる環境を作りましょう。
第2章:関係性~誰かとつながり、認められる喜び~
関係性とは、周りの人とのつながりを求め、認められたいという欲求です。子どもは、周りの大人や友達との関係の中で、自己肯定感を高めていきます。
人は一人では生きていけない、支えあって生きるなどとよく言いますが、人はだれかとの関わりの中で力を発揮することに幸福感を感じます。
幸わせの4因子を提唱する慶應大学前野教授の理論でも、「ありがとう因子」という他者とのつながり、利他、感謝を感じることが、幸せになるための一因になっているとされています。
私も娘や主人がいるから炊事しておりますが、自分ひとりの時は作る気力がわきません。これも「関係性」だと思います。誰かのために、誰かに喜んで欲しい、という内発的動機が必要なのです。
関係性を育むメリット
心の安定: 周りの人に愛され、信頼されていると感じると、心の安定につながります。
協調性やコミュニケーション能力が向上する: 他者との関わりの中で、協調性やコミュニケーション能力が養われます。
幸福感が高まる: 人とのつながりを感じると、幸福感が高まります。
関係性を育むための取り組み
共感する: 子供の気持ちに共感し、言葉で表現しましょう。
一緒に時間を過ごす: 家族で一緒に食事をしたり、遊んだりする時間を大切にし、コミュニケーションを図りましょう。
褒める: 子供の良いところを見つけ、具体的に褒めることで、自己肯定感を高めましょう。
第3章:有能感~何かを成し遂げる喜び~
有能感とは、何かを達成し、成長していると感じることへの欲求です。子どもは、自分の力で何かを成し遂げると、自信と達成感を味わうことができます。
我が家では、ことあるごとに娘に賞状を渡しています。小さなことでも、日々感謝の言葉を伝えるのはもちろんですが、娘はあまり覚えていないようなので、いつでも見返せるように、年少の頃からサプライズで賞状を渡してきました。娘は時間があると、壁に貼られた賞状を眺めています(笑)
自分の自信につながるように、自分はこんなことしてきたんだと自己肯定感を高められるようにと思っています。
(ちなみに、最近すっかり忘れてしまっていたので、別の方法を検討します💦)
有能感を育むメリット
自信がつく: 自分の力で何かを成し遂げると、自信がつき、自己肯定感が高まります。
困難にも立ち向かう力がつく: 困難な状況でも、諦めずに努力する力が養われます。
目標に向かって努力する習慣がつく: 目標を設定し、それを達成するために努力する習慣が身につきます。
有能感を育むための取り組み
小さな成功体験を積ませる: 簡単なことから始め、少しずつ達成できる目標を設定しましょう。
挑戦を応援する: 新しいことに挑戦することを応援し、サポートしましょう。
具体的にフィードバックを与える: 抽象的な言葉ではなく、具体的な行動を褒めることで、より効果的です。
まとめ
自己決定理論に基づくと、子どもは自律性、関係性、有能感という3つの欲求を満たすことで、より主体的に行動し、成長していくことがわかります。これらの欲求を満たすためには、子どもに選択肢を与え、意見を尊重し、一緒に時間を過ごし、小さな成功体験を積ませるなど、様々な取り組みが考えられます。
大切なのは、子ども一人ひとりの個性や発達段階に合わせて、適切な声かけやサポートをしてあげることです。
自己決定理論を参考に、お子さんの自立を応援してみてください。
ここまで読んでいただき
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