(続)夢の途中 踏み出した先に洗礼
先日、絵本の出版トークイベントに行きました。
新刊本と素敵な作家さんのご紹介、息子の特性について改めて気付けた思いがけないご縁と大きな感謝等々は、また次の記事で紹介させていただきます。
今回は前回の記事、苦い洗礼〈その②〉に特化して書いてみます。
絵が描けない私が、自分の作品を絵本にしたいと思い、
『どうしたら商業出版できるだろう?』と思っていた矢先のこと。
某ギャラリーで新刊本のトークイベントがあり、偶然にも文章を書かれた方が今作初めての絵本出版と知る。
『お話を伺いたい』
『できれば編集者さんに作品を見ていただければいいけど、勇気が出るかどうか…汗』
と思って出掛けました。
結論から。
なんとワタクシ、編集者さんに直にお話を伺えたのです!
今回、文章だけの初作品・一主婦の作家さんが出版に至った経緯を伺ったところ、やはりかなりイレギュラーであること。間に知り合いがいて、その方の紹介という形なので、通常はかなり難しい、というか無いケースとのこと。
『やはりそうか…』
次に良ければ作品を見てもらってご意見を伺いたいと。
なんと原稿を見てくださったのですよ!!!
開口一番。
「専門家ですか?」
・この手の話はいっぱいある
・専門家であるとか、作家に他に4つくらい売り出せる要素がないと、商業出版は難しい
とのこと。
商業出版とはそういうものですよね。
例えば、
・その道の専門家や権威・有名人である
・現場に何十年も実際に携わってきた
そういう人の言うことなら、読者もすんなり共感できる。
知名度や実績のない個人が出版社から紙の本を出すのは、相当ハードルが高いですよね。
(読者は物理学や生物学のほぼ素人ですから、素人目線で書いた作品て無価値じゃないと個人的には思うんですけどね(笑))
出版社の目的は本を売ること。無理矢理、売れ線に寄せることもある。
編集者や出版社の意図が入るため、思い通りの本ができないこともよくある。私の場合、利益を優先に追求するわけではない。
(「セクシー田中さん」問題も、側から見れば凄い宣伝効果だし、本も売れるだろうし、羨ましいと思われる映像化だったはず。でも、作者にはその作品を描いた意思というものがあって、売れればいいというものではないのでしょう)
私には、本を出して全国で読み歩きをする夢がある。
「ご自分で出される分にはいいんじゃないですか?」
『そうだよね』
心底、納得。
自分の目的、心を整理してみれば、
ただ真っ直ぐに自分の本を届けたい
今回早速、実際に行動してみて、お話を伺って、方向性が違うと思えば変えます(笑)。
「えー、舌の根の乾かぬうちに?」と言われそうですが、
(ちなみに前回の記事↓)
『はい!修正はどんどんします笑』
未だあと1社(?)当たってみたい。それがダメなら、路線変更。
実は本当は究極の目標があるのに、社会通念や楽に逃げた感もあり…汗。また、時代は確実に進歩していて、選択肢も広がっています。
さあどうする?
模索中。
自分に問う今日この頃です。
ありがとうございます🙏