砂ソムリエ
世界自閉症啓発デー
4月2日から4月8日まで、自閉症啓発デーとなっています。
私の務めている会社も
ブルーの服or青いアイテムを身につけて出勤しています。
3月30日のボランティアは、世界自閉症啓発デーのイベントのお手伝いでした。
発達障害のあるお子さんをもつご夫婦のお話を聞く機会がありました。
凄く簡単な紹介になりますが
先ず、1組目のご夫婦の子育てのエピソードです。
タイトルにあった、「砂ソムリエ」についてです。
4人のお子さんを子育て中のご家庭で
真ん中のお子さんが保育園の時に「砂を食べる」と言う衝撃的なお話から始まります。
保育園の園庭にある砂を少し食べるというのではなく、割とガッツリ食べてしまうお子さん。
保育園の対応に驚きます。
皆さんは、園児が砂を食べてるとどのような反応をされるでしょうか?
きっと(もしかすると)
「お腹壊すからやめてー」となるでしょう。
もしくは、食べさせないように制止したりすると思います。
この保育園の対応が
「何処の砂が1番美味しいの?」という具合に否定や制止をするのではなく、受け止めるというのでしょうか?肯定というのでしょうか?
そのような対応でした。
そして、なんと、どの場所の砂なのかも言い当てててしまうので
先生から「砂ソムリエ」と言われたそうです。
ご両親も関係者に対し「砂ソムリエ」と称号がつきました!と楽しそうに報告したそうです。
ダメ、ダメ、ダメと
制止したり、怒ったりするのではなく、その子のそのままを受け止める。
その保育園では、ティーチャートレーニングを先生方が受けていて、保育と療育を一緒に取り組んでいるようです。
ご両親も明るくて優しくて、面白いエピソードばかりでした。
でも、その明るい笑顔の見えない部分で色々な苦労があったかと思います。
それは、発達障害のことを知らなかったからだと思います。
発達障害のことを知り、理解することができてこその笑顔なのかもしれません。