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欲しかった言葉は
怒りの表現には幾つかあって
逆上的になり他者や自身に対して攻撃的になるタイプ
黙りを貫き通す、あるいは拒否するタイプ
これは、意外だったんですが、引きこもるタイプ
今回は、この引きこもるタイプについてお話したいと思います。(持論です。間違ってるかもしれませんが)
引きこもるタイプの方は、これまで理不尽な扱いをされたり、攻撃されたり、守ってもらえなかったり、辛くて悲しい思いをされ、外に出るのが怖くなって引きこもってしまうんです。
つまり、心の安心と安全がない状態です。
自分を苦しめた人に対する怒りなのです。
そんな方に言ってはいけない言葉があります。
「何時までも引きこもってたらダメだよ」
「なんで出来ないの?」
「家の中で寝てばかりだと身体によくないよ」
「全然、変わらないな」
その方の苦しみや悲しみ、恐怖は計り知れません。
耐えられる苦しみは人それぞれです。
キャパは皆違います。
凄く苦しかったんです。
恐かったんです。
悲しかったんです。
本当は怒りたかったんです。
我慢して我慢してたんです。
理解して欲しかったんです。
誰かに傍にいて欲しかったんです。
その人の欲しかった言葉は
「寝ててもいいよ」
「よく頑張ったね、しっかり休んでね。」
「何も心配しなくていいよ、いつも傍にいるよ」
「どんな貴方も◎」
「生きててくれてありがとう」
「貴方に会えて良かったよ」
「大丈夫、なんとかなる」
ありのままのその人を受け止めてあげて欲しいのです。
元気になるまで何時までも待っててあげてください。
スモールステップでいいじゃない。
ゆっくりゆっくり
焦りは禁物です。
その人に本当に必要なものは何か?
その人は何を望んでいるのでしょう?
幸せの形は皆違うんです。
自分の価値を押し付けないで。
その人の心の土台は安心安全
土台つくりから始めなきゃいけないんです。
私は、どのタイプの方も担当させて頂いてます。
共通することは、やっぱり、心の土台です。
土台の材料はその方の欲しかった言葉なんです。
周りにそんな方がいらしたら、どうぞ、焦らずにゆっくりゆっくりサポートしてあげてください。
その方にも自立する力をもっていますから、信じて待ってあげてください。
勿論、一人で抱えずに相談できる場所や人を見つけて一緒に支えてあげてください。
人の命の重さは、一人で抱えりれませんから。