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ミートキャリアとのご縁とハローワーク

「あなたは今、トランジション(変化する時期、移行する時期)にいる。この時期は「痛み」を伴うの。」

「あなたが30年間働いてきた実績は、退職してもゼロになることはないの。
それはあなた自身の実績として、これからの人生に積み重なるものなの。
だから、今までよく頑張ってきたね、って、自分に声をかけてあげて」

自然と涙があふれてきて、Zoomの前でワンワン泣いた。

8月下旬、noteの記事から「ミートキャリア」という「オンラインキャリア相談」の存在を知った。

今までこのような有料サービスを使おうと思ったことは一度もなかった。
転職も考えたことはなく、一つの会社に勤め続けることが自分の役割だと信じていた。

「ミートキャリア」でまず無料相談ができることを知り、30分お話させて頂いた。丁寧な説明とカウンセリングの相手を選べることがわかり、申し込みに至る。

そして今回の相談が実現した。
初回であり、オンラインでのカウンセリングも初めて。
何より初めて出会った方の前で、号泣することになるとは思ってもいなかった。

慣れ親しんだ場所からの脱却には、痛みが伴う。

あの道を選んでいたら・・・
あの道に戻れるのなら・・・

「『あなたは、常に人との比較の中で、結果を出し続け、良い評価を頂かなければ、子育てを(人に)任せてまで働いてきた価値がない』と、自分に言い聞かせてきていたのね。」

カウンセリングの方に言われて「はっ」とした。
自分では全く自覚がなかったからだ。

「そう思わされてきたのかもしれないですね」

会社員であり、母であり、嫁であり、妻であること。
その全ての役割を全力でこなしてきたこと。

「今回区切りがついたことで、自分に何か労い(ご褒美)しましたか?」と問われ、特に何もしていないと答えたところ、「自分を労わる時間をつくりましょう」と言われた。

「きっかけはいろいろありましたが、やはり今回の退職は、なるべくしてなったのかもしれませんね。」

客観的に見ても、今回の退職は起こり得る出来事だったことを悟った。

1時間のカウンセリングの後、次回の予約相談を行い終了となった。

カウンセリング終了後、ハローワークへと向かった。

「会社員」の役割が終了したことで発生する雇用保険を申請するために。

若干の不安を抱え、恐る恐る建物に入る。

「総合受付」で説明を受け、まずは求職者用のシステム登録へ。

続いて雇用保険の申請手続きを行い、最後に「雇用保険受給者説明会」の案内を受け、終了となった。

今後、再就職を希望する場合や受給にあたり、守るべき基本ルールが理解できていれば、何ら問題ない(大丈夫)であることがわかった。

「ハローワークに来たことがありますか?」
「今まで一度もないです」

受付から終了までの間、関わった全ての人から同じ質問をされ、全て同じ返答をした。

初めての場所はそれなりに緊張するものだが、無事終了し安堵した。

本当に多くのことを学んだ一日となった。

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