若い時の苦労は買ってでもしなくていい
雇用保険の受給が始まった為、扶養の取消手続きへと向かった。
市役所の窓口で説明を受ける。
ひとつめは、国民保険への加入。
「あなたの場合、毎月の保険料の支払額はこのくらいになります。」と差し出された金額を見て沈黙。
「一昨年の所得から計算すると、こんな感じです。」
…わかりました。
ふたつめは年金の手続き。
「口座振替でも納付書での支払いでも、どちらでもいいですよ。」
納付書を送付して頂くことにした。
これで第3号から第1号被保険者への切替が完了。
雇用保険の受給が終わり、再び第3号被保険者になる場合は、再度手続きが必要になる。
「その場合は、この国保の保険証と、会社から支給される保険証の両方を持ってきてくださいね」
承知しました。
それにしても…
フリーランスの方や個人事業主の皆さんは、確定申告をはじめ一連の手続きを個々対応しているということに頭が下がる。
それがたとえ委託しているとしても、ちゃんと地に足をつけて生きている、そんな風に思った。
「サラリーマンでいれば、手続きは会社が全部してくれるのだからラクだよね」
そう思う人もいるだろう。
だが、自らこの立場になり、私は学ばせて頂けていることに感謝している。
「知らないまま、働き続ける」幸せも経験させて頂いた。
「日本で生きていくとは、こういうことなんだ」
今、ひとつひとつが自分の地肉になっている。
正直、私の知識レベルでは大変なことだ。
しかし、窓口に行ったり、電話で問い合わせしたり、わからないことを聞いて理解するプロセスが何故か楽しいのだ。
大変が楽しい。
そういう世界をひとつひとつ経験することが、今後どんな状況に陥っても「生きる力」に変換されていくんだろうな。
それに気づけただけで、幸せだ。
若い頃の苦労と今の苦労。
正直どちらもそんなに変わりない。
ひとつ言えることがあるのなら、
「若い時の苦労は買ってでもしなくていい」
人それぞれ必要な時に、必要な苦労がやってくるのだから。
どちらかと言うと
「若い時の経験値が、将来の自分を助ける」
に、置き換えてもいい。
今日もありがとうございます🙏