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京都散歩36:晩秋の上賀茂神社へ

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今回は京都散歩です。
紅葉も鮮やかになった、世界遺産「上賀茂神社」にお邪魔しました。
文章少な目にします。。


【2024年11月30日】

快晴です。

京都に来てからずっと、こちらからほど近い床屋さんに通っているので、帰りに訪れました。

大鳥居

上賀茂神社の場所には最寄り駅がありませんので、バス利用になります。
北大路駅から歩けないこともないですが。。

一の鳥居

一の鳥居から、広い参道を進みます。
同じ賀茂社でも下賀茂神社とは趣が異なります。

上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社」といい、いまから2600年以上前、ご祭神である「賀茂別雷大神」が、本殿から北北西の方角2キロほどのところにある神山に降臨されたことを起源としています。

斎王桜と親王桜
外幣殿(馬場殿)

境内は紅葉のピークです。
とても綺麗。

それではご参拝しましょう。

二の鳥居
細殿と立砂

細殿は、天皇や斎王が参拝の際に装束などを整える場として使用されていました。境内の中でも特に格式高い殿舎のひとつとされ、重要文化財にも指定されています。

舞殿(重文)

結婚式がたくさん開かれていて、境内は賑わいを見せています。

楼門

玉橋の手前に「片山御子神社(片岡社)」があります。

片山御子神社は24社ある摂社の中で第1摂社に定められています。
紫式部がこの地を訪れお参りされています。
その時に詠んだ歌が「新古今和歌集」に収められています。

"ほととぎす 声まつほどは片岡の
 もりのしずくに たちやぬれまし"

『ほととぎすの声を待つ間は、片岡社の杜の梢の下で
朝露しずくに濡れても、ずっと待っています』

素敵ですね。。。。

歌碑

楼門をくぐって。

祈祷殿(重文)

ご参拝します。

「直会殿」(重文)。この奥にご祭神を祀る「本殿」と常設された仮殿である「権殿」があり、いずれも三間社流造の代表的な建築物として、国宝に指定されています。

少し境内を歩きます。

睦の木

このスダジイの木は300年以上前昔よりみの大地に根差し、一つの根より大樹が何本も伸びていることから、一つに結ばれた仲睦じい家族を表し、家族の絆や家内安全を見守ってくださいます。

案内版
願い石(陰陽石)

渉渓園は、古く龍の住む池があったと言われ、池の底より出土した「陰陽石」は陰と陽が極まり融合した(実った)姿を現しています。

案内板

とても気持ちの良い境内でした。
葵祭の「賀茂西院の制」、「斎王代以下女人列御禊の儀」、「賀茂競馬」、「献茶祭」は要学習。

今回はこちらで終了です。
それではまた。



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Arie
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