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Poem

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Arimの詩…風のなかを通り過ぎる時、今日はどんな風景が広がるだろう…。それは、林の中を吹く風とは限らない。街の中を吹く風、貴方との境界を渡る風。…詩と歩く。
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2020年4月の記事一覧

Lyric )“I wish you were there.“  Arim

Lyric )“I wish you were there.“ Arim

You said you know a lot.
You've known since you're 16.
Your eyes were like the sea.
Sometimes deep and deep locked in darkness, you were looking for light.

How many years have passed since then.
Toda

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Poem)連詩です!…①〜⑪

Poem)連詩です!…①〜⑪

このたび、Arimと、山梨詩人会こまつかんさんと連詩を繋げました。
俳諧の世界に連句があるように、連詩も、相手の詩作品と微妙に関連性を保ちながら、詩的イマジネーションの飛躍を楽しめる方法だと思います。どうぞご高覧下さい。

【連詩】

美しい記憶が蘇るような、
花一輪から流れだす物語がある…
今日の日はどこへ続いていくのか、
心に堆積されていく風景を、
地中深く岩石に眠れる宝石を
作るような

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Poem)信じてみる…

Poem)信じてみる…

地球に、
光と闇が交互に巡るのは、
希望がもう一度始まるように、
と、そんな意味があるのだと思う
真っ暗な中に立ち尽くすしかない日は、
そっと蹲まる
土の中に帰るように

命は空から来たのかと想像していたけれど
空と、この星の地面はよく考えたら、
同じ星空の生まれ

暗闇に目を閉じて眠ることは
土と空に包まれていて
鳥を探しに行く朝、
希望に繋がっていると
信じてみる
#Arimの詩 #詩 #現

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Poem)朝…

Poem)朝…

美しい羽は
いつだってあなたのそばで
羽ばたいていて
羽音に
顔を上げてみる
朝…
#詩 #現代詩 #Arimの詩 #イマジズムの詩

Poem)傘…

Poem)傘…

その人は傘屋さんだった。
通り雨がよく来る年だった。
お店は駅の通りを一筋左へ入った角にあり、
「傘あります」、と
白い貼り紙があるだけだった。
通行人は雨に気づくと、傘を1本手に取っては、
横に置かれた青い箱に、お金を置いていった。

昭和の木枠のガラス戸。店の奥でその人は、
傘を作り、毎日貼り紙の文字を書いていた。
移りゆく人々の頭の中に、
反芻されるこの言葉は、
街の灯りとなって、光っていた

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Poem)花一輪からの時間

Poem)花一輪からの時間

美しい記憶が蘇るような、
花一輪から流れだす物語がある…
今日の日はどこへ続いていくのか、
心に堆積されていく風景を、
地中深く岩石に眠れる宝石を
作るような
時間に変えていく。
ぼうぼうと吹く風や
横殴りの雨の音、
暗いうちに鳴き出す鳥の一声、
光呼ぶ微かな訪れ、
を重ねていく。

#詩 #現代詩 #Arimの詩  

Poem)地球は今夜も…

Poem)地球は今夜も…

星の名前を聞いていく
小さな星は今
生まれているかもしれない
星の誕生は
大きな星の終わりから始まっている、
宇宙は拡がっている
と言われるけれど。
人の心を時打つ脈動は
星の息と合っていて

地球は今夜も
遠い祖先の星を思い出しながら
優しい子守歌のように
回転している
#詩 #現代詩 #Arimの詩

Poem)どんな言葉が眠っている?…

Poem)どんな言葉が眠っている?…

昨日の続きに疲れたら、
今日を歩こうと思う
どんな言葉が眠っている?
どんな言葉が
起き上がろうとしている?

言葉を発することが出来ない
そんな重い心の時間を
光は追いかけてくる
光は包む
苦しすぎて悲しすぎる時でも
今ここにいることが
輝くように

誰かのことを大切に思ってみる
すると不思議に雪解けのように
足の重みがほどけて
1歩、足は未来を踏む
#詩 #現代詩 #Arimの詩

Poem)あなたに届くまで

Poem)あなたに届くまで

どうしたというのだろう、地球。
大切な人たちが天に召されていくのは、
まだまだ早すぎるよ、と心で叫んでいる、
あなたに届くまで。

空に吹く風は、何が変わったのか、
鳥よ、きみたちは何を見た?
教えて、空を渡る雲に、雲に
どうか秘密の巻き紙の呪文を放ち、
命を戻してと。
#詩 #現代詩 #Arimの詩