折り鶴 今でも残っている手の感覚 (2024/8/9 #033)
この季節になると思い出す 折り鶴
たくさんたくさん折ったね 長崎のあの場所へ持って行くため 母と娘2人の夏の日課でした 「いったい何羽折ったんだろうね?」
8月9日長崎の爆心地公園 そこには全国から世界から 折り鶴を手にした人々が集まりました 「双子さん?年子さんかな? 一緒に写真を撮ってもいいですか?」 生まれて初めての知らない大人との対話
そこに集まる初めて出会う人たちが みんな 自分と同じように鶴をたくさん持っている 折り鶴を手にすると互いが他人ではなくなる不思議な体験 その感覚を覚えていてほしい そう願ったのでした
「あぁ もう手が覚えているね 指が勝手に折っていく。。」 中学生になり吹奏楽コンクールに出る先輩へ手渡すお守りのため 折りながらつぶやく娘 平和のシンボルである鶴が記憶に刻まれ身体に浸透している様が嬉しい
ふたたび 鶴を持って家族で出かける機会を作ろうね 折り鶴は世界でも人と人をつなぐ架け橋 今度は そこで出会う子どもたちと対話をしよう!