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エアコン嫌いは、エアコンのせいじゃない。

こんにちは!アーキロイドの福井です。
今日は、マンションリノベーションの打ち合わせでした。

「エアコン」について話に上がった。

よく聞く「冬(夏)、エアコンが効かない」話。
「エアコンが効かない」とは、体感温度が上がらない(下がらない)ということ。

遠回しに、「私は、断熱性能が低い家に住んでいます。」と言っている。笑

エアコンで、いくら「室温」を上げても(下げても)、「周壁面温度」が低い(高い)ので体感温度は寒いまま(暑いまま)なのだ。

(間取りのレシピ100/小谷和也 より)

次によく言われる「エアコンって乾燥するから嫌い」という話。

これも、声高に「私は、断熱性能が低い家に住んでいます。」と言っている。笑

若かりし頃、誰もが理科の授業で空気線図を見たことがあるだろう。
「空気が蓄えられる最大の水分量(飽和水蒸気量)は温度が上がるほど増える性質がある」という一文とともに。

あの懐かしい勉強の実践が、断熱改修だ。

冬、家が寒くてエアコンの設定温度を上げても寒いから、ついつい温度を上げる。
(家の断熱性能が低いから、室温を高くしても、周壁面温度が低いままなので、体感温度が低いまま。)

乾燥だけが進む。

エアコン嫌いは、エアコンのせいじゃない…!

(間取りのレシピ100/小谷和也 より)

参考図書は、こちら!
マンションの歴史や寒さ・結露などの訳も基礎から分かりやすく書かれています。
リノベで暮らしを変える 間取りのレシピ100 / 小谷和也


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