宇治の景色を思い出しながら「お茶壷道中」を読む
こんにちは!アーキロイドの福井です。
最近、「お茶壷道中(梶よう子)」という時代小説を読み始めた。
江戸時代のお茶壷道中とは、空の茶壷を江戸から宇治へ運び、宇治茶を茶壷に詰め江戸へ運ぶ行列のこと。百壺ほど運ばれるのだそう。一壷で大判1枚(120万円?)の価値に相当するものもあったと伝えられている。
茶壷の行列は、旗本や大名行列以上の格式を持ち、万が一お茶壷道中と遭遇してしまったら、大名家でも路傍に寄り、道を譲らなければならない。
万が一、茶葉を濡らす、壺を割ってしまうとい