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台中のB級グルメの宝庫「第二市場」に行ってきました!【後編】

こんにちは、ARCHのEitoです!

今回は、前回に引き続き、台中のB級グルメの宝庫「第二市場」を訪問した様子をお届けします!

そもそも第二市場ってどんな場所?という解説や、今回訪れたお店で頼んだものは「前回○○だったので」などなどつながりもあるので、まだ前編の第二市場探索記を読んでいない方は、先にこちらを読むことをおススメします!

それでは第二市場の旅へ出発~!


第二市場訪問記#2

さあ、やって参りました二度目の第二市場。
今回は前回の訪問時には営業時間外で行けなかったお店にねらいを定めて、午前中にやってきました~

山河魯肉販

そのお店とは、こちら「山河魯肉販(shānhélǔròufàn)」!
第二市場といえばここ、という人もいるくらいに第二市場を代表するお店の1つで、普段からご飯時には行列ができます。

赤色のエネルギーを感じる店内
店名の字体がカッコいいなぁ

営業時間が5:30~15:00ということで、朝早くから営業しているのですね。
前回の私のように午後から行ってみようと思っていたら、閉まっちゃってたなんてことも起こりやすいかと思いますので、時間にはお気をつけて!

前回の反省を生かし、今回は「肉燥飯(ròuzàofàn)」を頼み、そして「麻薏湯(máyìtāng)」というスープを頼みました。どちらもそれぞれ50元=約230円でした。

見ているだけで伝わってくる旨味!
あぁ、お腹が減ります…

ほろりと柔らかいながらも食感を残していて醤油だれがよくしみたそぼろ肉は、ご飯をすくうスプーンを加速させます。
美味い!!!もう一碗食べたい(笑)

見慣れない見た目だけど健康そう…

こちらのスープが「麻薏湯(máyìtāng)」。
麻薏は黄麻という麻袋などの原料になる植物の葉で、台中(南屯区あたり)が有名な産地です。

収穫時期が夏なので、麻薏湯は夏に台湾中部でしか味わえない一品となっているようです。(ちなみに私は第二市場以外でまだ麻薏湯をみたことがありません)

いざ実食。
「おぉ、、!」

一口目は麻薏の苦みが口の中に広がる。
スープを飲み進めて苦みに慣れていくと、しらす(もしくはジャコかも)の旨みとの重なりがクセになってくる。そして、緑のスープの中で目立つ黄色のサツマイモの甘み。

新しいと感じる味わいで、魯肉飯などと一緒にいただくとさっぱりと食べられるので、気になる方は試してみて下さい!

美味しかった!ごちそうさまでした!
というわけで、一旦第二市場内を歩いてみます。

するとこちらのメニュー看板を発見!

こちらがこの市場でおすすめの料理
イラストが描いてあってわかりやすいですね!

このメニュー看板がある側にはお手洗いもあります。
「市場内にお手洗いはないのでは?」という心配には及びません。
ご安心あれ!

一息ついたところで、ではお次の場所に行きましょう!



阿嬤a相思面店台中第二市場美食小吃

こちらの名物は「相思麻醬麵(xiāngsīmájiàngmiàn)」というゴマだれのかかった麺です!
なので僕もそれにならって相思麻醬麵を注文しました。
一つ45元(約210円)。

少し待って運ばれてきたのは、ゴマだれではなく肉味噌ののった麺。
一瞬「?」となりましたが、店員さんが「まずはこのまま食べて、その後にテーブルの上にあるゴマだれをかけると相思麻醬麵になるよ」と教えてくれました。

このシンプルな見た目からは想像できないクセになる
感覚!どのタイミングでゴマだれをかけようか迷う…

メニューを見てなるほど!
このお店では店内で食べる場合には2種類2段階の味わい方を出来るようです!初めは写真にもあるそのままの状態の麺(メニューとしては鎮店白乾麵zhèndiànbáigānmiàn)を味わい、そこにゴマだれを加えると相思麻醬麵として味わえるようです。

シンプルな状態も香ばしいゴマだれをかけても美味しい…!
どちらがみなさんの好みになるか、ぜひお試しあれ!

今回も大満足で帰宅~

第二市場訪問記#3

さあ、みなさん。三度目の訪問ですよ。
ですが、第二市場に来て外せないお店にまだ行っていません。
本日はそこに行きますよ!

王家菜頭粿糯米腸

そのお店がこちら王家菜頭粿糯米腸(wángjiācàitóuguǒnuòmǐcháng)!
前回訪れた山河魯肉販と並んで第二市場を代表すると言われており、ご飯時には長い行列ができる人気店。ゆっくり食べたい場合には混雑する時間をさけるか、テイクアウトする方がいいと思われます。

看板メニューは、こちら菜頭粿+米腸+蛋です!(75元=約350円)
初めて来た場合にはこれを頼むべしというセットです。

鉄板で焼きたての状態!
食べやすい大きさに切ってもらえます!

菜頭粿(caìtóuguǒ)」が蘿蔔糕(luóbogāo)とも呼ばれるもちもちの大根餅。「米腸(mǐcháng)」がもち米の腸詰。「(dàn)」は目玉焼きのことです(台湾では目玉感なく写真のような感じが多いです)。

味付けは「醬油膏(jiàngyóugāo)」という醤油ダレや「甜辣醬(tiánlàjiàng)」という甘辛い台湾ローカルのタレで味わいます。日本のしょうゆとはまた異なる味わいや、辛いようで甘いというような何とも不思議な味わいが面白い体験です!

食感は菜頭粿も米腸もひたすらもちもちとしています!
ちなみに台湾ではもちもちした食感のことを「QQ」と表現することがあります。QQでめっちゃ美味しかった~!

台湾ローカルがギュっと詰まった一皿をぜひお試しあれ。
私はすでに虜になっています!

続きまして、さらなる台湾ローカルに興味がある方におすすめの一品。
それは「豬血湯(zhūxiětāng)」です。(30元=約140円)

豬血も満足な量が入っています
あっさりと優しいスープが沁みわたる

これは文字通り豚の血を固めた食べ物です。食感はゼリーのよう。
動物の血を固めるという台湾ならではの食べ物ですが、クセが強すぎる感覚もなく、ドハマりする日本人留学生もいるほどです。

気になる方はぜひお試しあれ!



丹尼杏仁茶専売店桃酥的専門家

ようやく今回飲めるぞ!
前々回、前回ともに通りかかって気になってはいたけれどタイミングを逃していたこちらの飲料店。

このあたりにあります!

今回私は、漢方杏仁茶( hànfāngxìngrénchá)を頼みました。
一杯65元(約300円)でした。

「杏仁」と聞くと「杏仁豆腐」を思い浮かべる人が多いのではないかと思いますが、実は台湾では「杏仁茶」が一般的であるようです!
そして今回頼んだ杏仁茶の名前に"漢方”と入っていることにお気づきでしょうか!?これは杏仁茶=喉荒れ・咳に効く飲み物とされているからです!

ドリンクを待っている間、店員さんに「クッキーもよかったら試食して~」と勧めて頂いたので試食。めっちゃ美味しいし、絶対飲み物に合う。
(ですが今回はご飯後だったこともあり見送りました。また今度!)

完成したドリンクを受け取って、早速いただきます!
「お!杏仁の香りが広がるっ!」
杏仁・お米・水・お砂糖でシンプルに作られているため、素材の味を感じる優しい味わいでした。そして喉にも良さそうな感じがします!

飲み終わってから気が付いたのですが、写真を撮っていなかった!
それだけ味わっていたということにして(笑)

ぜひみなさん自身の目で確かめてみて下さい!

というわけで帰りましょう~
回家~回家~



台中にはまだまだ人気の観光地がたくさんありますので、良ければこちらの記事も見ていってください!


おわりに

みなさんおかえりなさい~!
台中第二市場の旅はいかがでしたか!?

今回私は三度足を運びましたが、台中の第二市場はまだまだ開拓できる場所がたくさんあります!
ぜひ、みなさん自身で訪れて第二市場の魅力を味わってみてください!

今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てば嬉しいです!
スキ・フォロー等もお待ちしています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

執筆:Eito

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