書くことで自分を好きになる『さみしい夜にはペンを持て』
書くことで自分を好きになりたいなら『さみしい夜にはペンを持て』を読みましょう。
『さみしい夜にはペンを持て』とは『嫌われる勇気』で有名な古賀史健さんの著作。ふんだんに使われているイラストは、ならのさんという方が描かれています。
『さみしい夜にはペンを持て』には自分を好きになる日記の書き方が書かれていました。
日記はその日に何があったか「出来事」ではなく、その日に何を思ったのか・考えたのかを書くのだと知り、驚きました。
なぜなら、自分は日記に「出来事」だけを書いていたからです。
そして、「楽しかったです」「良かったです」「面白かったです」と付け加えていました。
全然考えていなかったんですね。
本書では「書くこと=考えること」と定義していて、「丁寧に書く」ことを「スローモーションで書く」と表現していました。
例えば、カレーライスを食べるとしたら、
カレーライスを目の前に持ってくる場面
例文)カレーの鍋を温めて、お皿にご飯をよそり、カレーをかけて、カレーライスにしてテーブルに持ってきた。
カレーライスの辛い匂いを感じる場面
例文)香辛料が効いていて、良い匂いがする。
カレーライスをスプーンにのせて一口食べてみる場面
例文)カレーライスをスプーンにのせて一口食べてみると・・・
などと、「カレーライスを食べました」のひと言で済ませず、スローモーションのように一つひとつの場面を思い浮かべて、その時に感じたこと・考えたことを書いてみると情景が丁寧に書けます。
本書では日記をまず10日間書くことが勧められていますが、最後に
「まずは今日だけ書いてみましょう」
と書かれています。
書くことで自分を好きになりたいなら『さみしい夜にはペンを持て』を読みましょう。
▼ご購入はこちらから
▼Audible 2か月99円キャンペーン中(2025年2月4日まで)
※単品購入だと3,000円ですが、2か月99円で聴けます。