練馬区・板橋区・朝霞市あたりの子連れで楽しめるプールを紹介したいって話②
GW中に投稿した前回の記事では「本格的な水泳シーズンが訪れる前に次の記事をアップしたい」などと記しておりましたが……なんともはや、10月です笑。ともあれ温水プールは一年中楽しめますし、実際に筆者&息子氏は真冬でもプールに行きます。ぜひこれからのシーズンも、本投稿をお役立て頂けましたら嬉しいです! 今回は練馬区・板橋区に加えて、埼玉県は朝霞市のプールもひとつ紹介しますね。
ちなみにヘッダーの画像はあきる野市の超大規模プール×遊園地施設「東京サマーランド」で撮った一枚です。また記事中で紹介していない場所の写真か?と思われた方もあるでしょうが、公営プールで撮影OKの箇所はとっても少なくてですね……何卒ご理解をば!
赤塚体育館(板橋区)
25m×13m(6レーン)のメインプールと、13m×6mの児童用プールの二つを備えた施設。いかにも公営プールといった風情ですが、フリーコース(歩いたり、途中で立ち止まったりしてよい子供や老人でも気楽に泳げるコース)が3レーンぶち抜きで設置されているのが嬉しい! ガッツリ競泳の練習をしたい人よりも、家族連れでのんびり週末のスイミングを楽しみたい人向けのプールという印象です。プールを見下ろすギャラリー用のスペースも完備されておりますので、上がったあとはそこでジュースでも飲みながら余韻を楽しむのも乙なものですね。
更衣室やシャワールームには荷物を置くための長椅子や棚などを備えたプールも多いですが、赤塚体育館は施設がやや古いせいかそういったものがありませんので、気になる人はS字フックやバックルつきのバッグなどを準備していくと良いでしょう。
プールと関係ありませんが、赤塚体育館から自転車で数分の場所にあるグルメバーガー店「6 Degrees Market」はガラス張りで明るく広い店内&多種多様なメニューを備えていて子供と訪れるのにオススメです! 幼い子と一緒だとどうしてもファミレスやチェーン店ばかりになってしまいがちですが、グルメバーガー店なら子供も大人も楽しめますよね。ウチの子は同店を訪れた際、6歳にして大人の1人前をペロリと平らげました。
高島平温水プール(板橋区)
夏に訪れると最高!! なプール。施設自体はごく普通で、25m×13mのメインプールと、13m×8mの幼児用プールが並んでいるという構成ですが、天井が大きく口を開けていてそこから太陽光が差し込んでおり、温水プールならではの快適な水温と屋外プールにいるかのような開放感を同時に味わえます。ロッカールームやシャワールームなどにやや古さを感じるものの、そんなのは些細なこと。真夏の陽光を浴びつつ適水温での心地よいスイミングを楽しみましょう!
注意すべき点として、メインプールはフリーコースも含め「アームヘルパー使用禁止」です(ビート板はOK)。ある程度の遊泳能力がある人以外を深いプールに入れたくないという理由からかと思いますが、未就学児童にアームヘルパーをつけてフリーコースで遊ぶ人は多いかと思いますので、ここを訪れる際は気をつけてくださいね。もちろん幼児用プールではアームヘルパーも浮き輪も問題なく使えますよ!
またもや余談ですが、高島平温水プールの隣にある植物園&水族館「板橋区立熱帯環境植物館」は超オススメです! 特に地下のミニ水族館は、世界最大の淡水エイ「プラークラベーン」や東南アジアでルアーフィッシングを楽しむ釣り人たちに親しまれる「ナイフフィッシュ」、沖縄のマングローブ帯にも生息する「テッポウウオ」など見る機会の限られた貴重な魚たちに出会える嬉しいスポット。筆者は淡水魚の釣りを長年愛好しているのですが、同好の士がいらっしゃいましたら是非行ってみてくださいね。
植村記念加賀スポーツセンター(板橋区)
施設内が超キレイ!!! 清潔であるという意味でも、デザインセンスに優れているという意味でも最高に”キレイ"な施設です。主として税金で運営されているはずの公営プールでこんなクオリティが実現できるものなんだなぁ……と感動してしまうほど。公営・民営を問わず、これほど衛生的なプールはお目にかかったことがありません。
一般用プールは水深1.1mとやや浅めですが、25メートルプールが5コースと十分な広さ。外光をふんだんに取り入れる広い窓も嬉しいですね。また、水深0.7m&長辺部7mの児童用プールも併設されており、ひとりで泳げない小さなお子さんでも安全に楽しめる仕様です。
また、特筆すべきは22時20分まで(平日)プールの営業を行っているところです! 多くの公営プールは21時を退館時刻に設定していますが、それでは平日に仕事を終えてから向かうにはちょっと時間が足りない……という方も多いでしょう。植村記念加賀スポーツセンターは、子連れに優しいだけでなくハードワーク気味の会社員がひとりで訪れるのにも好適なのです。
ちなみに本施設は「植村記念」の名が表す通り、植村直己氏が冒険に持参した各種装備や撮影した写真、当時の記録などを展示する資料室が館内にあり、一般向けに常時公開されています。筆者は冒険記・旅行記を読むのが大好きなので、こちらもじっくりと堪能したいのですが……極地行に一切興味のない息子氏を伴ってはなかなかその願いも叶わずでして。そのうちひとりでも訪れてみたいと思っています。
わくわくどーむ(朝霞市)
朝霞市が運営する総合体育施設。筆者は朝霞台駅を息子と訪れる用事があるとき、ついでに寄るようにしています。遊泳施設は流れるプール・25mプール・滑り台つき幼児用プールの3種類が揃った完璧な布陣! 流れるプールは外周110mと屋内施設にしてはかなりの規模で、浮き輪を持ち込めばプカプカと優雅なひと時をエンジョイできます(※1mを超える大きな浮き具は持ち込みを禁じられていますのでご注意ください)。
また、多くの公営プールはオムツが取れていない幼児のエントリーを禁止していますが、わくわくドームは毎週平日午前9時〜12時の間「ベビーズタイム」と称して、そのようなごく小さいお子さんも受け入れています。利用可能なのは幼児用プールのみ、水遊び用のオムツの上からさらに水着を着用すること……などいくつかルールがありますので、利用される方は事前に公式ホームページをチェックしてくださいね。
更衣室の足元がちょっと濡れているのが難点といえば難点ですが、そんなのはほぼ言いがかりに近いでしょう。片道1時間以内でアクセスできるところにお住まいであれば、ぜひ一度訪れてみてほしいですね! この施設から朝霞台駅までの道のりは散歩道としてご機嫌なので、時間に余裕がある方はバスに乗らず、歩いてみるのも一興ですよ。黒目川沿いの長閑な風景が楽しめます♪
さてさて、これにて本シリーズは一旦終了です! 筆者は今日(今は月曜日の早朝なので、正確には去る日曜日ですが)も息子とふたりで赤塚体育館のプールを楽しんでおりました。いつまでパパとふたりで出かけてくれるのか分かりませんが、息子が週末のレジャーに父親とのひと時を選んでくれる幸せを噛み締めつつ、これからも色んなプールを訪れたいと思います。読者の皆さまも楽しい水泳ライフを送れますように!
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