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ブルーオーシャンは探すより生み出す方が楽な話し

ここ最近、仕事の話をしていると「ブルーオーシャン」とか「レッドオーシャン」って単語が話題に上がるので触れたいと思います。

ブルーオーシャンは、競争が少ない新しい市場を切り開くことを指していている。競合がいない分、独自のポジションを築きやすい。

でも、開拓するにはリスクや努力も必要だし、すぐに競争が激化する可能性もある。

一方でレッドオーシャンは、競争が激しい既存の市場のことを指す。ここでは需要が確立しているからある意味安定感はあるけど、世間体を中心とした差別化や価格競争が多い。

これらの内容から、「ブルーオーシャン=稼げる」「レッドオーシャン=稼ぎにくい」というイメージが広まっている。

ただ、どちらにもメリットとデメリットがあるから、「ブルーオーシャンじゃなきゃダメ」とか「レッドオーシャンはダメ」みたいに極端に考えるのはバランスを欠いてる気がする。

確かに競争が少ない分野では、ライバルがいない分先駆ける有意性はあると思うし、その反面レッドオーシャンは自分に割り振られる仕事が少ない可能性もあるから避けたい気持ちはわかる。

ただ、それらを踏まえても時代や状況、技術の進歩で直ぐに変わるため【どの業界が】と断言するのは難しい

当初はブルーオーシャンと言われた分野も、注目されるとすぐに競合が増えてレッドオーシャン化することもあるし。

逆に、レッドオーシャンの中でも、独自のポジションや価値を見つけられれば、新しい市場を切り拓ける可能性もある。

だから、どちらが「正解」ってわけではなくて、どの市場でも自分のスキルやアイデアをどう活かすかが重要になってくる。

結局、環境がどうであれ、柔軟に動ける人やチームが強いんだと思う。

「これって本当にブルーオーシャンなのか?」とか「レッドオーシャンだけど、そこにチャンスはないか?」って、常に疑問を持ちながら判断するのが大事かもしれない

もし、ほんの些細な視点やアプローチの違いでどっちにもなり得るとするなら、ブルーオーシャンとレッドオーシャンの関係性は紙一重ってことじゃないかなと思う。

例えば、一時的にカリスマ美容師が話題になって、美容師は稼げるみたいなイメージが広まったことがある。

でも、あれってカリスマ美容師と呼ばれた【特定の人】が稼げただけの話しで、【美容師】が稼げるのとは話しが違う。

そこから影響を受けて美容師を目指した人が多いけど、結局うまくいかなかった人が殆どだった為、国家資格を保有してても活用しないまま離職するケースも少なくない。

その後、美容師という職業につけられた不名誉なレッテルとして稼げない職業や結婚したくない職業などに挙げられるてるのを見聞きしたことはないでしょうか。

この過去の事例を考察すると、ブルーオーシャンとレッドオーシャンの関係性をよく表している。

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