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【ジョージア驚愕日記③】友達の家から帰れなくなったけど、快適だった話。

〈前回までのあらすじ〉
友達の家にペラムシというジョージア伝統のお菓子を作りに行ったら、ブドウ収穫(たのしい)が始まり、友達家族との宴会(たのしい)が始まり…結局ペラムシを作らずに夜になっちゃった。

友達の運転で出発。夜もかなり遅い時間になっていたので、「このまま帰るのかな。ペラムシ作りはなしかぁ~」と残念に思っていたら、10分後に友達の実家とは違う家に到着。

「もしかして、この家にペラムシがすでに用意されている!?」
ちょっと気分をルンルンにしながら家のダイニングに向かうと…何もないテーブルがあるだけ。

友達A:もし眠かったら、ここの2階でいつでも寝ていいよ!
 私 :ん?寝る? もしかして… ここに泊まるの
友達A:もちろん。
 私 :おーまいがーーー

ちなみに、泊まるという情報はここで初出し。さらに実は私…人の家にお泊りは大の苦手。(大親友の家にも泊ったことないのに!)
速攻でトビリシにいるジョージア人の友達に電話しました。

 私 :泊まるのは無理!人のベッドは使えない!助けて!
友達C:ジョージアでは普通だからなぁ
 私 :無理ムリむり!!助けて!!

しかし帰る手段が友達の車しかなく、泣く泣く泊まることに。一緒に来ていた日本人の友達によると、

友達A:ジョージアでは泊まるのが普通だから、伝えるの忘れてたテヘペロ

らしい。このこのこの!!
お部屋に案内されて、一応ベッドにイン。
もう絶体絶命…。絶対寝らるはずない!
けど、一応、目を閉じるふりだけしてみる…
「案外ふとんが温かい…でも…寝られるわ…け…」

チュンチュンチュン。
見事に起きた時には朝になってました(笑)。
案外快適に寝られて、良い目覚め。起きてモゾモゾした後にダイニングに向かうと、ドーナッツなどの朝食がすでに用意されていて…。部屋や食事など全てを用意してくれた友達に感謝感激、Bigラブ。(寝起きだから感情が高ぶりやすい。)

ちなみにトビリシのジョージア人の友達が心配して、夜中に2回くらい電話してくれたらしいけど、1度も気づきませんでした(笑)。

なんだかんだで、すごく丁寧なもてなしを受けて、すごく快適なお泊りをさせてもらいました。ジョージアでは"もてなし文化"が浸透していて、友達に招待されると必ず、最大のおもてなしを受けます。すごく素晴らしい文化で、私がジョージアを好きな理由の1つ。私もいつか誰かを招待したい…。

ちなみにペラムシ作りはもう諦めています。(いや、絶対みんな忘れてるでしょ!)
ちゃんちゃん。

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