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「平日とのメリハリがつかない…“完全オフ”を実現するリモートワーク下の休日」

リモートワークが定着しつつある今、よく聞くのが「平日と休日の境目がない…」という悩み。私も在宅勤務がメインになったとき、最初は「通勤がないから最高!」と喜んでたんですけど、気がつけば「休みなのにPCを開いてしまう」「なんとなく仕事用チャットをチェックしてしまう」など、“オフ”をしっかり取れない状態に陥ってました。

 そんな状況から抜け出すために、色々試してみた結果、「完全オフを実現するためにこれだけはやってる」という小ワザをいくつか見つけたので、ご紹介します。もし「休日でも気づいたら仕事してる…」「いつ休めばいいのやら…」と悩んでる方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。


1. “物理的”に仕事道具を視界から消す

  • 何をやる?
    休日前の金曜日の夜に、仕事用PCや書類をまとめて収納ボックスに入れるか、机の引き出しにしまい込む。要は、休日中は“目に見える場所”に仕事道具を置かないようにする。

  • なんで効く?
    リモートワークだと、仕事道具と生活スペースがガッツリ混ざってしまいがち。人間って「目に入るものを意識してしまう」生き物なので、PCや書類が目の端に見えたら、つい「ちょっとメールチェックくらい…」と手を伸ばしがちなんですよね。
    だけど、哲学者のアリストテレスが「習慣が人をつくる」と言ったように、物理的に視界から仕事を消し去れば“休日モード”という習慣を作りやすい。見えない=触らない。単純だけど効果絶大。


2. 休日モーニングルーティンで“平日との切り替え”

  • 何をやる?
    休日の朝は、平日の朝とまったく違うルーティンを作る。「平日は起きたらすぐPCオン、コーヒー淹れてデスクに向かう」という人なら、休日は逆に「起きたらまずは換気して、窓辺で10分ストレッチする」「スマホに触らずに音楽を聴きながらのんびり朝ご飯」など、あえてまったく別の動作をしてみる。

  • なんで効く?
    リモートワークだと、寝起き→デスク→終わり→寝る…みたいな流れが確立してしまって、平日も休日も同じパターンになりがち。そこで休日は意識的に“朝のスタート”を変えることで、頭と体に「今日は仕事じゃないよ~」と伝えられる。賢者ソクラテスが「行動が思考を変える」みたいなニュアンスを語っていたけど、ほんとに動作やルーティンを変えるだけで気分がスパッと切り替わるんですよね。


3. “完全オフ”をスケジュールに書き込む

  • 何をやる?
    カレンダーや手帳に、“オフ”の予定をタスク化する。たとえば「土曜14:00~は大好きな映画を観る」「日曜はメモ帳とペンだけ持って公園へ行く」「夕方まではPCを開かない」とか、とにかく“仕事しない予定”を明確に書いておく。

  • なんで効く?
    私たちは仕事をタスク管理する一方、休むことをタスク化するのは意外とやってない。ドイツの哲学者ニーチェが「怠惰を軽んじるな」と言っていた(正確な引用じゃないけど…)ように、休むことだって立派な活動。予定表に書き込むと、それが“やるべきタスク”に見えるから不思議と罪悪感が消えるし、きちんと守ろうという気になる。


4. デジタルデトックスで“無意識の仕事”を遮断

  • 何をやる?
    休日は仕事メール、チャットの通知を完全オフにする。スマホの設定から“土日は仕事用の通知が来ないように”するだけでもOK。さらに余裕があれば、SNSも時間を区切って見るか見ないかを決める。

  • なんで効く?
    リモートワークだと、いつでもどこでも仕事絡みの連絡が飛んでくる危険がある。スキマ時間に「ちょっとメールを…」と見始めると案外長引くし、そこでトラブルが分かったら結局休日でも動いちゃう。
    哲学者セネカは「人間は心配事から自由にならないと、本当の休息は得られない」と言ってましたが、通知があるだけで心配事が増えちゃうのが現代。だからこそ、休日くらいはデジタル遮断して“心配事から自由”を徹底するのがカギなんですよね。


5. 日曜の夕方は“プチご褒美時間”に

  • 何をやる?
    日曜の夕方って、なんとなく「明日から平日…」とブルーになりがち。そこであえて「日曜の17時~19時はプチご褒美時間」と決める。好きなスイーツを食べる、趣味に没頭する、風呂上がりにビールを楽しむなど、何でもいい。

  • なんで効く?
    いわゆる“サザエさん症候群”を防ぐには、「明日から平日だけど、今はまだ休みだ!」という意識をしっかり持つのが大事。哲学者エピクロスが「小さな快楽を味わうのが人生を豊かにする鍵だ」みたいなことを説いてたけど、まさにその通りで、日曜夕方に“うれしいこと”を入れておけば、仕事のことに頭を奪われすぎずに済む。おかげで“休日がちゃんと休日らしく終わる”という安心感が得られるんです。


まとめ:リモートワークでも“完全オフ”は作れる

 リモートワーク下だと、家と仕事の境目がぼんやりして、気づいたら1週間ずっと仕事モードで疲れまくり…なんてことがよくあります。でも、物理的に仕事道具を隠すとか、デジタル断食するとか、小さな工夫で“ここから先はオフ”と自分に宣言するだけでも、休日のクオリティが全然違うんですよね。

 結局、オフを作るかどうかは自分の意志がカギ。最初は気になるかもしれないけど、やってみると「意外と大丈夫じゃん」「むしろこの方が月曜から元気だ」といいことづくめでした。もし「平日とのメリハリがつかなくてしんどい…」と感じているなら、ぜひ一度“完全オフ”を実現する工夫を試してみてください。自分で境界線を引く習慣ができると、休日がぐんと充実するし、何より心がリフレッシュされますよ。

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