2023年春にデザイン会社へ入社したスタッフが半年を振り返る|座談会<前編>
2023年春、アプリコットデザインに入社した4人のスタッフ。
「こんなことがしたい」「こんなふうになりたい」そんなビジョンを持って入社した4人がアプリコットデザインで過ごした半年を振り返り、お互いの現在地とこれからのことをお話ししました。
4人のプロフィール
名前:こば 職種:コーダー
名前:かるぴ 職種:ディレクター
名前:くう 職種:広報・ライター
名前:みや 職種:デザイナー
現在のお仕事について
くう:
本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。
今日は、“ほぼ同期”のこの4人で入社してからの半年間を振り返るお話ができればと思います。まず最初に、現在担当しているお仕事のお話をお聞かせください。
こば:
僕はWEBサイトのコーディングを担当しています。デザイナーが作ったデザインデータをもとに、ユーザーから見える表側の部分はもちろん、裏側であるサイトを更新・操作するクライアントさんが使いやすいように考えながら、設計し、サイトを構築していきます。
みや:
私はデザイナーとして、グラフィック・Webデザインを行っています。Webデザインに関してはまだ経験が少ないため中村さんのサポート役が多いです。最近はすこしずつロゴデザインのお仕事にも関わらせていただいています。
かるぴ:
私はディレクターとしてWeb・グラフィック案件の進捗管理を中心に行い、ブランディングをご希望のお客様には、ワークショップを通してコンセプト立案などのサポートを行っています。
また、社内ではお客様の抱える課題を整理し、デザイナーさんやコーダーさんと積極的にコミュニケーションを交わして、デザインやWeb構築の方向性を決め、目的に沿ったアウトプットになるようディレクションを行っています。
くう:
私は広報・ライターとtone villageのプロジェクトメンバーを兼務しています。
メディア編集部の編集長として、tone villageのウェブサイト上で配信しているtone magazineの記事執筆、編集を行っています。tone magazineではアプリコットデザイン(以下、アプリコット)とtone villageのメンバーや社外で活躍されている方にインタビューを行い、それぞれの働き方や生き方を記事にして発信しています。
tone villageの運営メンバーとしては、tone villageの企画を考えたり、各店舗の運営サポートを行ったりしています。
行動した先で出会った“アプリコットデザイン”
かるぴ:
みなさん本当にバラバラの職種ですよね。
くう:
バラバラの職種だからこそ、みなさんがアプリコットへ入社するまでのキャリアや入社のきっかけが気になります。そんな話なかなかしないもんね(笑)。こばちゃんはどうですか?
こば:
僕はウェディングプランナーを20歳から10年間やっていましたが、ライフスタイルの変化に伴い30歳の節目の年に転職を決意し、事務機器を扱う会社でカスタマーサポートのような仕事をしていました。そこでWEB制作という仕事に出会い、1年ほど独学で勉強をしました。
35歳までにはWebの仕事をしようと新たに目標を立て、Web業界で転職活動を始めて、長野市内のデザイン会社でコーダーとして2年ほど働きました。その後、さらなるスキルアップ、成長を求めて出会ったのがアプリコットでした。
かるぴ:
こばちゃんはコミュニケーションスキルがすごく高いと思っていたけれど、それはきっとウェディングプランナーの経験からきているんだね!
私は、新卒で東京の広告代理店へ入社しました。そこでは官公庁のPRイベントやPR動画制作のアシスタントディレクターとして企画から進行までを担当していました。2年半ほど働いたあと、SNSなどで集客のサポートをできる会社で働きたいと思いデジタルマーケティング会社に転職。ラグジュアリーブランドのLINEやInstagram運用を担当していました。
2社目での仕事自体は楽しかったのですが、寝る間も惜しんで仕事をする生活に限界を感じてしまって。ディレクションや運用サポートなど自分の領域も広げつつ生活の質も大切にしたいなと思ってその会社を辞め、リセット期間として半年ほど、自分が一番好きな長野県のゲストハウスで働きました。
働きながら空いた時間に仕事を探していたのですが、制作会社を検索していたらアプリコットが出てきて。サイトをすみずみまで読んだところ、一度面談を受けてみたいなと思い応募したのがきっかけです。
こば:
ゲストハウスは住み込みで働いていたの?
かるぴ:
住み込みだったので手ぶらで行きました(笑)。
実は婚約したばかりのタイミングで住み込みを始めることにしたので大丈夫かな?と思っていたんですけど、夫が楽しんだほうがいいよ!ってすごく後押ししてくれたので楽しめましたね。
みや:
かるぴの行動力、すごいね・・・!
やっぱり制作会社で働きたい!
みや:
私はデザイン系の専門学校でグラフィックデザインを中心に2年間学んだあと、新卒で温泉施設の運営会社へデザイナーとして入社しました。1社目ではフロントでの接客とデザイン業務をかけもちしながら4年間働いていたけれど、デザイナー業の比重を上げたいと思い、長野市内にある印刷会社さんへ転職しました。
コロナ禍真っただ中の期間に入ってしまったことで、休業日が多くなり、人間関係もうまくいかず次第に環境を変えたいと思うように・・・。次はデザイン系の仕事に就くか迷っていたけれど、「やっぱりデザインの仕事を続けたい!」と思ってアプリコットを受けたところご縁があり、現在働かせていただいています。
くう:
実は私もみやちゃんと同じく、転職活動のときに制作とは違う仕事に就こうと思っていたんだよね。
前職は東京にある会社案内や採用ホームページをつくる会社で働いていて、一人の担当者が営業・企画・ご提案、制作ディレクションまで担っていたんだけど、その中でも営業のウェイトが大きくて。
営業の仕事もおもしろくて好きだったけど、制作会社としていいものを作るという考え方よりは「いかに売り上げをあげるか」というところに重きを置いているスタイルだったんですよね。そこに私は次第に違和感を覚えて、制作をしてお客様に喜んでほしい気持ちを大切にしたくて退職しました。
退職後は地元に戻り、みやちゃん同様ほかの職種を受けたりもしたんですけど、前の会社でしていた仕事にすごく未練があって。思うところがあって辞めたものの、制作ディレクションをすることやお客様との関わりを忘れられず、やっぱり制作会社で働きたいと思い、アプリコットに入社しました。
ジョブチェンジのきっかけ
かるぴ:
くうちゃんは初め、ディレクターとして入社したんだもんね。同期入社で同じディレクターだったから心強かったことを覚えているよ!
くう:
そうなの。入社前はディレクターとしてWeb制作に携わっていきたいと思っていたんだよね。
確か入社した日に代表の中村さんから「アプリコットで成し遂げたい目標ってある?」って聞かれて。その時に「人の想いをつなぐディレクターになりたい」って答えた記憶があるよ!
かるぴ:
この半年の間で、一番変化があったのはくうちゃんかもしれないね。
どういう経緯でディレクターから広報・ライターにジョブチェンジしたの?
くう:
入社後しばらくはディレクター業をしながら、tone villageのお手伝いもしていました。オープン前ということでPR活動の一環として中村さんの代表インタビューの執筆を頼まれて、ライティングの経験があったから挑戦してみたところすごくご好評いただいて。それがきっかけで広報チームに入り、今はライターをメインにtone villageの運用にも携わっています。
みや:
ジョブチェンジをして、何か心境の変化ってあったの?
くう:
ジョブチェンジをしたとはいえ「人の想いをつなぐ」という部分では、よりダイレクトにやりたかったことができている気がしていて。そういう意味で入社当初よりさらに楽しめている感じがします。
想いを届けたい人に届けて繋ぐためにはまずは多くの人に知ってもらうことが必要だから、今後はサイトのビュー数やエンゲージメントを気にして記事を書くなど、戦略的な思考も取り入れてサイトを運用していきたいと思っています!
>後半に続く
※この記事は2023年11月のインタビュー時のものです。
▼デザイン会社が長野県長野市つくった複合施設tone village(トーンビレッジ)
▼東京・長野を拠点に、「ブランディング」「デザイン」「WEB」を駆使して、集客および採用支援を提供するデザイン会社
▼採用情報
アプリコットデザインでは一緒に働いてくださるメンバーを募集しています。詳細は採用サイトからご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!