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noteでフォローしている人の中で、実際に記事を見に行ったり、スキやコメントを入れられるのは限られた数の人だけ。

私のnote講座を受講してくれた人には、大体1度はコメントを入れにいくのだけど、一人だけどうしてもコメントが入れられない人がいた。

転職定着マイスターの川野さん

フォロワーは2674、私よりもはるかに多い。


彼の記事が、転職についてということもあり、どの記事を読もうとしても、頭が固まりギブアップ、当然コメントも入れられず、最終的に諦めた。


過去の講座を受講してくれた人の名前を見ながら、ふと、彼のことを思い出した。

スキボタンだけでも押しに行こうと記事を見に行ったら、いつものタイトルとは全く違うものが目に飛び込んできた。


「え???」一瞬目を疑ったけど、記事を読み始めたら、川野さんが自分の家族のことを書いていることがわかった。

「転職関連の記事じゃなくて、彼や家族の話???」

いつもの彼の記事であれば、全く頭に入ってこないのに、ぐいぐい引き込まれ、何度も読み返してしまった。

「川野さん、こういう生い立ちだったんだ…」

記事には、彼の家族や親戚の話が赤裸々に書かれていた。

叔母さんが「身体を売って」一族の借金を返済したというくだりには、当時なりふり構わず、必死に生き抜いた人たちの生々しい姿が思い起こされ、切なくなった。

お母さんの腹巻の中から大量の預金通帳と親族の連絡先が書いたメモが…という描写も、一瞬ドラマかと思うくらいの衝撃のシーン。

「こんなことを書いて、天国の母はカンカンに怒っている」

と川野さんは言うけど、「逆に喜んでいるんじゃないかな?」と私は思う。

転職うんぬんではなく、彼自身のこと、家族のこと、彼の家族への思いが伝わる。

「川野さんのこういう記事を読みたかったんだ…」

記事を読んだ後、込み上げる思いとともに、気がついたら初めてコメントを入れていた。

その人の魅力が伝わるのは、肩書きでもなく、フォロワーの数でもなく、そのままの、ありのままの自分をさらけ出す「自己開示」の部分の気がする。

亡くなったお母さんの生誕90年の月に、川野さんが何度も躊躇しながら、はじめて教えてくれた話。

「思わず私の記事で紹介したい!」と思い、シェアしてみた。

こういう紹介の仕方をした私のことを、川野さんはカンカンに怒るかもしれないけど…笑笑

どうしても紹介したかった。

勇気を出して「自己開示」することの大切さを、川野さんに教わった気がするから…

これからも、転職定着マイスターとしての川野さんではなく、肩書きとは全く関係ない川野さん自身のことをもっと書いてほしい。

川野さんの勇気を讃え、エールとともに私の思いも綴ってみた。

転職以外の記事を見つけたら、またコメント入れますね、川野さん🤣
(わー、絶対に怒られる〜!笑笑)



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