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今年はいつもより遅めだったパンケーキ・デー、日本人にとっては比較的なじみの薄いこの風習、キリスト教の伝統行事として主に英語圏で祝われている。

イギリスのフリーペーパーより、パンケーキ・デーについて抜粋して紹介!

断食前のパンケーキ

パンケーキ・デーは、キリスト教信者が復活祭前に行う40日の断食期間を前に、卵や牛乳などを消費する(あるいは滋養を摂っておく)ためにパンケーキを作ったのが始まりと言われる。


イギリスでは毎年2月の懺悔の火曜日(Shrove Tuesday)にパンケーキを食べる伝統が維持されてる。(※今年は3月)

懺悔の火曜日は、四旬節の始まる前日、これまでの罪を悔い改め、魂を清めて、四旬節前の最後の食事の機会を祝う日。

復活祭に連動するため、日にちが毎年異なり「イースター・サンデーの47日前」として数えるので、今年は3月1日がパンケーキ・デー。

ちなみに、この日パンケーキを食べるのは、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの国々…

子供たちも大好きなパンケーキ💕


パンケーキ・デー当日はイギリス各地でパンケーキ・レースも開催される。

パンケーキ・レースの始まり

フライパンに入ったパンケーキを持ったまま走る「パンケーキ・レース」は15世紀から続くイギリスの風習。

その始まりは、イングランド南東部バッキンガムシャーのオルニーに住む一人の主婦。

断食の前日には信者たちは教会で懺悔をするのが習わし。

1445年にオルニーの主婦がパンケーキを焼いていたところ、礼拝の始まりを告げる教会の鐘が鳴り響いた。

懺悔の時間に遅れそうになり、彼女はパンケーキの入ったフライパンを持ち、エプロン姿のまま、大慌てで教会へ駆け込んだのがきっかけと言われている。


昔ロンドンで行われているパンケーキレースを見に行ったことがある。国会議員がエプロン姿でパンケーキをひっくり返しながら走る姿はなかなか面白かった!


英国のパンケーキってどんなの?

パンケーキというと日本のホットケーキを思い浮かべるけど、イギリスのパンケーキはクレープに近い。

焼いたパンケーキをくるくる巻き、上から砂糖とレモン汁をかけて食べる。生クリームもフルーツも使わないシンプルなスタイルが英国風。


今日はイングランドの西にあるSWINDONという街へ車で出かけた。片道3時間強💦ほとんど観光するところがなくてふらっとスーパーへ…


入り口付近の売り場ではパンケーキの材料がずらっと並んでた。小麦粉、砂糖、蜂蜜やチョコレートソースなど…


容器にパンケーキの素が入ってて、水を入れシェイクしてフライパンで焼くだけで簡単にパンケーキが焼ける便利なものも売られてた。去年までなかったので忙しい人向けの新商品かな?


今週はずっと雨予報だけど、少しづつ日も長くなり、暖かくて過ごしやすくなってきた。春も間近なのでガーデニングに大掃除🤣と色々と楽しみ〜!



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