今すぐ役立つ!!心理学用語3選③【バイアス】
心理学用語第3弾です。
今回は「バイアス」に焦点を当てました。
バイアスとは先入観のことです。
人間の脳は楽をしたい性質を持つため自分の都合の良いように先入観を持つと言います。
その先入観を認知バイアスと言います。
認知バイアスを防ぐためには、認知バイアスをより多く知ることが大切だと言われています。
この記事を機に自分が持つ認知バイアスを振り返ってみましょう。
1.確証バイアス
2.後知恵バイアス
3.自己奉仕バイアス
1.確証バイアス
「自分が欲しい情報だけに目を向けること」
これを確証バイアスと言います。
例えば、ヘビースモーカーです。
ヘビースモーカーはタバコに関する悪い情報に触れたくないですよね。
何故なら、自分が普段吸ってるものが身体に悪いものだと知ったら不快になるからです。
「寿命が縮む」とか「口臭が臭くなる」とかうんざりですよね。
だから、タバコの良い情報に目を向けがちです。
例えば、「タバコはストレス発散になる」とか。
私はタバコを吸ったことがないのでタバコの悪い情報に目を向けますが、喫煙者は恐らく悪い情報を避けると思います。
これが確証バイアスです。
2.後知恵バイアス
「結果が起きてから予測可能だったと考えること」
これを後知恵バイアスと言います。
例えば、試験に落ちたとします。
その時、振り返ってみて
「あの問題は分かってたのに凡ミスしてしまった」
「あの問題さえ正解していれば試験に合格できたのになー。」
と思うことでしょう。
私は頻繁にありました。
しかし、それは後知恵に過ぎません。
後から「分かってたのに」と思っていても、実際に試験中には分からなかったから間違えたのです。
実力不足の言い訳を後知恵バイアスに委ねているようでは、成長できないと私は思います。
3.自己奉仕バイアス
「成功を自分の手柄にし、失敗を相手のせいにすること」
これを自己奉仕バイアスと言います。
ドラマでよく見る「嫌な上司」の典型ですね。
例えば部下の手柄を横取りして、責任だけ部下に押し付ける上司がいたとします。
この人は自分の保身を守るためにバイアスが働いています。
バイアスを防ぐためには、バイアスを認識した上で自分を俯瞰することです。
俯瞰できれば「手柄を得ることが出来たのはみんなのおかげ」と思えるかもしれません。
まとめ
バイアスは全人類が持っている先入観だと言われています。
バイアスから逃れることは出来ませんが最小限に食い止めることは可能です。
そのためにもバイアスを認識する必要があります
この記事がバイアスを知るきっかけになれば幸いです。
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