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仕事のストレスは休みで解消するしかないのか

先週金曜日は今週の仕事最終日でテレワークだった。

こんなに仕事が辛いとは…というほどに心身ともにボロボロになった。

8~17時まで猛烈に仕事をしていたら、息子(4歳)が帰宅しても対応できず、夫が帰ってくるまでほぼ寝込んでしまった。

出社していると、不在やテレワークの人の仕事をフォローすることが多く、自分の仕事があまりできないので、テレワークの時にできるだけやろうとしてしまう。

いつもボヤいている気がするが、最近も尋常ではないほどの仕事量である。

私の要領が悪いのかもしれないが、金曜日の夕方

「これはもう、ロボットでも無理でっせ…」

とうなだれてしまった。

会社は一人に対してこんなに仕事量が入ってくることを理解して仕事を与えているのだろうか?

会社は何もやってくれないと思った金曜日

週の中で最もバタバタしている金曜日の夕方、突然課長から電話がかかってきた。

私は近日受ける研修の事前課題で「現在心身共に体調を壊すほど仕事をしても、全然回らない」みたいなことを書いた。

その課題には課長のコメントもしてもらう必要があり、コメントを依頼した所、私の文章を見た課長が心配で電話してきたものである。

課長は最初は私の体調を心配しているようだったが、「この研修課題、そのまま提出したら人事部から心配の連絡がかかってくると思うよ」と言われた。

あー、課長は自分の昇進のこともちょっと心配なのかな?

この2ヶ月で2人の社員が会社に来れなくなっている。

その社員は異動してきたばかりの人たちなので、今の課に馴染めなかったのかもしれないが、何年もいる私でももう限界にきている。

課長は「どうしたらいいかな?」と聞いてきた。

課長は常日頃「もっと明るくやりましょうよ!」と呼びかけている人で、最初は私もそうだと思っていた。

でも、先週、課長が取引先と面談した際のことを私に教えてくれた時に印象が変わった。

「取引先の人が“○○さん(私)の話し方が感じ悪い”って言っていてさ…。もっと明るく、声高いトーンにできない? 演じることってできない?」

課長が言っていることはわかる。でも、仕事がめちゃくちゃ忙しくて心身共にギリギリの私。私は元々の性格が課長と反対でネガティブだから話し方も暗いかもしれないし、声も低い。私も直したいとは思うけど、もう子供の頃からで直せない。というか、この仕事を入社以来、14年もやっているから今更話し方なんか変えられない…。

課長の「全ては明るく前向きに!」みたいなトーンに疲れて、自分の話し方が悪いこともはっきりと言われてグサッと来て

「あぁ…この人の世界には暗めの人は存在しないんだな。全ては明るく前向きにじゃないとダメなんだな」と思ってしまった。

課長はそんな意味で言っていないかもしれないけど、何となくそう思ってしまった。

仕事を頑張っても疲れ果てて子どもに悪影響を及ぼすだけ

金曜日は仕事のやりすぎで、子どもに対応する気力が残っていなくて、ちょっとしたことにイライラしてしまった。

子どもにイライラしている自分にすぐに気づいて

こんなにイライラしてまでする仕事って何だろう…

と思った。

そしてあまりの疲れに寝込むしかなくて

「この土日で体力気力は回復するのか…。

ていうか、この土日何もやる気力ないんやけど…」

と思ってしまった。

これが正解かわからないけど、金曜日のモヤモヤをリセット

土曜日は久しぶりに長く寝たわりには疲れが取れなくて何もする気力が湧かなかった。

でも、平日のうちに夫に「土日は雨だから、子どもと朝一番に室内の遊び場に行ってお昼にカレー屋で食べる」と伝えていた。

私と子どもだけで行く予定だったが、夫は車で連れていってくれた。

室内の遊び場に行くのは子どもにとっては楽しいと思うが、大人にとってはそこまでではない。子どもが楽しいと思っている姿を見て、自分も楽しいと感じる。

でも平日仕事で忙殺されて、子どもとまともにやり取りできていなかったので、子どもが遊び場ではしゃいでいるのを見るだけで嬉しくなる。

あと、夫とも車の中で色々と話ができる。平日はほとんど会話できないので、ちょっと新鮮な気持ちになる。

そして、3人が好きなカレー屋に行って、好きなカレーをたらふく食べて、夫が運転している車に揺られていたらいつの間にか寝ている。

平日は仕事のことであまり眠れないから、休日の車の中で寝るのが一番気持ちいいかもしれない。

帰宅すると頭がすっきりして家事もできる。

そうしたら金曜日の死にそうだった感情はだいぶ和らぐ。

土日に過ごすことはめちゃくちゃ何気ない、どこにでもいる人がすることだが、そんなことが仕事で溜まったストレスを溶かす…。

なんか不思議だなと思った。

平日は最近phaさんの本をお守り代わりに読んでいて、なんとか自分を鼓舞していたが、なかなかストレスの軽減までにはいかなかった。本当に「お守り」という感じでこの本がよりどころなので、生きていけます…という感じ。

やはり1週間のうちとか、定期的にでも仕事のことは全く忘れて、日常を楽しむということが一番人間にとっていいことなのか??

今週のお守り↓


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